日焼け止めの塗り直し無理!な私が編み出した、ラクで効率的な紫外線対策

日焼け止めはこまめに塗り直すことが大切だ。

でも、無類の面倒くさがりの私にとって、日焼け止めをこまめに塗り直すなんてことは無理に等しい。

そう開き直って紫外線対策をおろそかにしていたら、案の定えらいことになった。

「もうこれ以上シミを増やしたくない!」と「でもどうしても面倒くさい!」を行きつ戻りつしながらようやく編み出した、面倒くさがりな私でもできる、ラクで効率的な紫外線対策方法を紹介したい。

塗り直しが面倒ならモノに頼ろう

今私は、朝のスキンケア時に日焼け止めを塗る(塗り直しはしない)&外出時は日傘・帽子・フェイスカバーなどで物理的に紫外線を避けるという方法で紫外線対策をしている。

紫外線対策をする上で自分にとっていちばん面倒なのは日焼け止めを塗り直すことなので、そのかわりにモノを使って紫外線を防ごうと考えたのだ。

この物理的に紫外線を防ぐ行為は、じつはかなり効率的でもある。日焼け止めは、使用量が少ないと効果を発揮しにくかったり、摩擦や汗で落ちてしまったりして、いわゆるうっかり日焼けにつながったりもするが、モノでガードする場合は、そういううっかりは起こりにくい。

とはいえモノにも照り返しを防げないなどの弱点はあるし、室内にいても紫外線を浴びることはあるので、ベースとして日焼け止めを塗っておくことは重要だが、日焼け止めだけだと不十分になりがちな部分を、塗り直しではなくモノで補うことで、結果的にしっかりとした紫外線対策になっているのではないかと思っている。

面倒くさがりにおすすめしたい紫外線対策グッズ

私が試行錯誤(というか、買っては失敗…を繰り返しただけ)の末に見つけた、ズボラでも使いこなせる紫外線対策グッズがこちら!

日傘は、持ち手あり・Wベルトタイプを選ぶべし!

本当にズボラだったら日傘なんてさせなくない? 持ち運ぶのもたたむのも面倒じゃん!

私自身長年そう思っていたし、実際に日傘を買ったはいいが結局面倒くさくて家に置きっぱなしにしていた過去もある。でも、日傘の種類を見直すことで、面倒を解決できた

ずばり日傘は、持ち手がある・内側と外側にベルトがある、この2点を重視して選ぶのがおすすめだ。
(日傘にとって遮光性は大前提なので、ここでは言及しない)

■持ち手があるとなぜいいのか

日傘には、持ち手があるものとないものがあるが、持ち手があるほうが圧倒的に持ち運びやすい

たとえば日傘をさして目的地まで歩いている途中、コンビニに寄ったとする。この場合、いちいち折りたたむことはしないと思うので、とりあえず日傘を閉じただけの状態で買い物するはずだ。

持ち手がある日傘は手首やかばんにサッとひっかけておけるのでそれほど邪魔にならないが、持ち手がないと手でぎゅっと握っておく必要があり非常に買い物しづらい。

付属の紐を手首にかけることも考えたが、なぜかこの紐、サイズが小さくて指をひっかけることしかできない(紐が大きいものもあるのかもしれないけど、私が過去に買った日傘はすべて紐のサイズが小さくて手首が通らなかった。なぜこのサイズなのか不思議すぎる…)ため、やはり手で握ることになる。

こういう小さいストレスが、日傘持つの面倒…という気持ちにつながるので、持ち手のあるなしはあなどれないのだ。

持ち手があると日傘自体のサイズが大きくなるというデメリットもあるが、個人的には、多少かさばっても持ち手がある方が便利だと感じている。

■Wベルトの必要性

左の日傘は外側にもベルトがついているタイプなのでベルトでサッとまとまる。右の日傘は内側のみにベルトがあるため、閉じただけだと広がってしまう

日傘は構造上、傘の内側にのみベルトがついているものも多いが、内側ベルトだけだと、閉じたときにぼわっと広がってしまうのが地味にストレスだった。

柄の内部に傘の骨組みの先端部分を収納すれば広がらないのだけど、画像のようにきっちり閉じるのって意外と面倒だったりする。でも、外側にもベルトがあれば、傘がぼわっと広がる問題も解決するのだ。

これも小さいことだけど、私は内側にも外側にもベルトがあるものにしたことでストレスがかなり軽減され、日傘を持ち運べるようになった

持ち手があってWベルトの日傘であれば、たたまなくても持ち運べるし(雨傘と同じ感じで使える)、長時間使わないときは小さくたたんでおけばいい。たしかに荷物にはなるが、日焼け止めを塗り直すことに比べたらラクかなぁと思うのだ。

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日傘をさせないときは、帽子&フェイスカバーを!

自転車に乗るときや荷物をたくさん持っているとき、屋外で長時間すごすときなど、日傘をさすのが難しい場合は、UVカット帽子とフェイスカバーが重宝する。

私は犬を飼っており、朝起きたらすぐ散歩に出る生活をしているのだが、その際日焼け止めは塗らず(起き抜けで顔も洗っていないので…)、UVカット帽子とフェイスカバーで紫外線対策をしている。もちろん日焼けも防げている。

また、ゴミを出しに行くとか洗濯物を干すとか、そういうちょっと外に出るようなときも、帽子とフェイスカバーを身につければ紫外線対策できるのでラクなのだ。

■UVカット帽子はつばの広さで使い分け

左がつばが広いUVカット帽子、右がアウトドア系のUVカット帽子

私は、つばが広く首までしっかりガードできるものと、アウトドア系のものと2種類持っていて、つば広→犬の散歩などゆっくり歩くときに使用、アウトドア系→自転車に乗るときやしっかり動くときに使用と使い分けている

つばが広いとしっかりガードできるが、視野がかなり狭まるので自転車に乗る際などはつばが狭いアウトドア系の帽子を使用している。

■フェイスカバーは耳紐に注目

フェイスカバーはフリーサイズのものが多いため、耳紐の長さを調節して、自分の顔の大きさにあわせられるものを選ぶといい。これができないと、ゆるくて(もしくはきつくて)使い物にならなかったりする。顔にぴったりフィットしてなんぼのアイテムなので、サイズ調整できるかどうかは重要だ。

フェイスカバーはほとんどかさばらないので、バッグに入れておいて、車に乗っているとき、急に日差しが強くなったとき、荷物が重くて日傘をさすのがつらいときなどに、サッと取り出して使うこともできる。ちょっと恥ずかしい…をクリアできれば、けっこう便利なアイテムなのだ。

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上手に工夫して、気楽に紫外線対策を

長年、やりたくないなぁ嫌だなぁと思いながらやっていた紫外線対策だが、気楽に取り組める方法を見つけたことで、ポジティブに向き合えるようになった。

どうせやらなきゃいけない(やったほうがいい)ことなら、嫌々やらず、前向きになれる方法や気持ちよく続けられる方法を探す。これって、何事にも言えることかもしれない。

イトウ ウミ

昭和生まれのフリーライター。美容系メディアを中心に取材・執筆しています。今後はエッセイをたくさん書きたい!