心がざわつかないテレビが好き〜しんどい音と空気感が苦手でも“観られる”番組

テレビは好きだけど、刺激が強すぎると心がざわついてしまう。突然の大声や言葉のキツさ、居心地の悪い空気感に、わたしまで萎縮してしまうことがある。

そんなわたしが選ぶのは、誰も傷つけず、声のトーンが落ち着いていて、見終わったあとにやわらかい余韻が残る番組たち。情報や情景がしっかり届くのに、無理なく安心して見ていられる内容。

騒音やドッキリが苦手なわたしでも、心穏やかに見られるテレビ番組について語ってみる。

わたしのこと

  • 年齢・性別:30代、女性
  • 職業:ライター、編集者
  • ライフスタイル:誰かと同居、インドア派、リモートワーク
  • ライブ以外の大きな音や鋭い声にビビりがち、HSP気質あり、スポーツ実況や中継音が苦手

見ていてしんどくないテレビ番組ってあるよね。

夕食時、『TVer(ティーバー)』をつけるのが日課になっている。バラエティ番組が嫌いなわけじゃないけれど、選び方を間違えると、途端に観るのがしんどくなる

突然の大声や、誰かをなじるような話し方。過度な演出や、相手を悲しくさせるドッキリ。気難しいゲストから繰り出される扱いにくい発言に、現場から伝わってくる気まずい空気感…。

あらゆるものに引きずられて、心がざわついてしまうのだ。

思えばたまたま入ったカフェでも、隣のテーブルの2人組が延々と愚痴のループ状態だと、聞くつもりはなくても自動的に耳に入ってきて苦しくなる。電車の中で上司から小言を言われている会社員、オフィスで叱責されている同僚…。

詰められている方に無意識で感情移入してしまうのか、そういうときは慌てて耳栓を取り出し、自分の世界に逃げ込む。これはもう“反射”のようなもので、たとえ意識をそらしたり考えないように務めたりしたところで、環境が変わらない限り無意味な抵抗なのである。

そんなわたしが安心して観られるのは、言葉選びがていねいで知的好奇心をくすぐる、穏やかなテンポの番組。ハラハラする展開やギスギスした空気感に怯えずに済み、観終わったあとにちょうどいい余韻が残るものが好きだ。

わたしが見られるのは、こんな番組

撮影:織詠 夏葉

旅番組や街歩き、絶景やテーマパーク紹介、建築や住宅を扱う番組など、感性に触れる情報や美しい情景が優しく届くもの

内容が押し付けがましくなくて、わざとらしい演出も控えめ。視覚や聴覚を不快な方には刺激せず、“心理的安全性”が得られる感覚。安心してその世界に入り込める空気があるから、情報としても娯楽としても、構えず素直に楽しめる。

それから進行役(MC)の言葉選びに違和感がなく、声を荒げたり無理にテンションを上げたりしないことも大事なポイント。

たとえば、マツコ・デラックス氏の立ち振る舞いに安心するのは、相手に合わせて瞬時に距離感や使う言葉選びを調整しているからだ。切り込む視点がユニークなのに、本気で傷つけるようなことは言わない(ようにわたしからは見える)。もし強めの冗談を挟んでも、必ず自虐やスタッフ目線を巻き込んだ笑いに昇華して、すぐに空気を変えている。

いいなと思った番組はTVerでお気に入り登録して観ることもあれば、どうしても見逃したくない回や配信期間内に視聴が難しい回、そもそも配信フォーマットが違う番組などは、録画して自分のペースで楽しむこともある。

TVerとは、テレビ番組が観られる民放公式の無料配信サービス。地方局の番組も配信されているので、チャンネル選びの幅がとても広い。つまり、観られる番組に縛りがあるわたしでも、好きな番組に出会えるチャンスが多いのだ。

そうこうしているうち、惜しくも放送が終わってしまった番組も含めて、だんだんと自分の中に“心地いい番組リスト”ができてきた。TVerではマイリスト登録もできるから、毎週更新されたらすぐに視聴を始められるのがいい。

逆に、苦手な番組の要素も洗い出してみた

出演者が大声で何かを叫んでいたり、感情の起伏が激しすぎたりするトーク番組は、心を消耗するからちょっと疲れてしまう。ネガティブな方向のドッキリ系や、衝撃映像系のバラエティも同じく。

商品や人へのダメ出しが続くものや、失敗した時のペナルティや落差が大きいものも、出演者のことが心配になってしまう。

また、苦手とまではいかないけれど体調やメンタルの状況によって耐えられるか変わるのが、いわゆる一般人の方と街ロケで絡むようなシーン。やりとりが穏やかなものは問題ないが、出演される方によってはこちらまで緊張してしまう場面もあるからだ。

あくまで好みの話だけれど、見ている側が“身構える”ような番組は、少なくとも“わたしには”向いていないらしい。

街歩き系のおすすめテレビ番組

ここからは実際のおすすめとして、わたしがよく見ているテレビ番組を紹介する。番組の特徴をはじめ、見どころや魅力などをまとめてみた。

TVerやテレビ局公式配信に最新回のアーカイブがあるものは視聴リンクをつけているので、興味があれば覗いてみてほしい。すでに終了した番組についても、懐かしみながら振り返ってみるので、配信や再放送の機会があればぜひチェックを。

『出没!アド街ック天国』:テレビ東京

週ごとに違う街にスポットを当てて、その土地ならではの魅力や老舗、人気スポットをランキング形式で紹介する情報バラエティ。週替わりで取り上げられる場所の雰囲気を、現地のロケ映像やVTRでていねいに伝える構成が特徴。

ひとつの街にフォーカスして、そのエリアの“空気感”を伝えてくれるところが好き。観光地でなくても、昔ながらの商店街や意外な名店が出てきて、「行ってみたいな」という気持ちが自然に湧いてくる。BGMやナレーション、出演者のトークも穏やかで、派手すぎない編集が心地いい。

『ブラタモリ』:NHK

タモリ氏が地形や歴史に注目しながら、全国を旅する教養番組。観光名所に向かいながら、“なぜここに?”という視点から街の成り立ちを探る。一度放送終了したが、2025年7月現在は再度オンエア中。

タモリ氏の飄々とした語り口と、専門家との掛け合いが心地いい。街道や観光地の風景を眺めながら、そこに隠された歴史をじっくり紐解く過程に、自然と知的好奇心が湧き上がる。淡々としていてテンションの起伏が少ないのに、情報はしっかり面白くて“静かな満足感”があるのも魅力。

『道との遭遇』:CBCテレビ

道をテーマにした映像バラエティ。全国各地の「なぜこの道がここに?」という視点で、地形やインフラの成り立ち、そこにまつわる歴史や人の営みをたどっていく。ミキのふたりが“道マニア”たちの案内でVTRを観ながら、知らなかった道の世界に出会っていく。制作がCBCテレビなので東海地方の土地が多めだが、関東や北海道などが取り上げられることも。

マニアックなのに、独特のテンポ感や切り口に知識欲がそそられる番組。VTRの編集が落ち着いていて、その土地のありのままの風景や構造物がじっくり映されるのが興味深い。スタジオからコメントするミキのリアクションも過剰ではなく、案内人もその道に詳しい方で個性豊か。ブラタモリが好きな人はきっと好き。ただし、道歩きのゲストに女性アイドルの起用が多く、後半のコーナーでは演出にお色気感がある点には留意したい。

『中山秀征の楽しく1万歩!街道びより』:BS朝日(11+) ※放送終了

中山秀征氏が単独で、日本各地の旧街道や歴史ある通りを一歩ずつたどる旅番組。街道の成り立ちや沿道にある史跡・名所、地元の店舗や名産品グルメなど、その土地に息づく文化を歩きながら紹介していく。歩数計を片手に、1万歩を目安にゆったり散歩する構成が特徴。
※最終話オンエア済みだが、BS11+で過去回がアーカイブ視聴できる。

名所や名物の紹介はもちろん、道中に立ち寄る地元の飲食店や商店の様子が興味深い。グルメ情報には心惹かれるし、その土地ならではの温度が伝わってくる。人とのやりとりも押しつけがましくなく、ほどよい距離感で交わされる。全体のトーンが柔らかく、BGMや編集も静かなので穏やかな気持ちで観られる番組。

『迷宮グルメ異郷の駅前食堂』:BS朝日 ※放送終了

海外の鉄道に乗り、降りた駅前で“言葉が通じないまま”現地の食堂を探してごはんを食べる旅番組。MCは初代ヒロシ氏からスギちゃん氏に交代しており、それぞれ異なる個性で旅の空気を伝える。
※2024年に番組が終了。2025年7月時点ではアーカイブがなく、配信や再放送の機会が待たれる。

異国の旅と食に特化して、見知らぬ土地での戸惑いや試行錯誤含めた“空気感”をそのまま届けるような構成。言葉の通じない国で現地の人とやりとりする場面では、見る側が少し緊張することもあるが、その土地ごとの日常風景や食堂の温もりにはぐっと惹かれるものがあった。食は、どの国でも癒やしだ。

『NEXT TRIP』:BS12 トゥエルビ

世界各地の都市や自然、グルメやトレンドを“映える”映像で紹介する旅番組。観光地の風景やグルメに光を当てながら、ゲストがのびのびと自分らしい“トリップ”を満喫する。前編・後編それぞれ30分ずつの構成で、隙間時間や移動時間にも気軽に観やすい。

ちょっと遠くに心を旅立たせたいときにちょうどいい番組。旅先の風やキラキラとした空気を、画面越しに浴びた気分になる。ゲストによって訪れる場所は異なるが、トレンド感のあるグルメやラグジュアリーなホテルなども登場し、リゾート気分に浸りたいときにもぴったり。自然の美しい風景やレジャーにも注目。

『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』:テレビ東京

出川哲朗氏が番組トレードマークの“スイカメット”を被り、電動バイクで出会いや風景を楽しむゆる旅番組。行く先々で一般の方にバッテリーの充電をお願いしつつ、飾らないやり取りや交流を通じて、旅先での思いがけない発見やグルメ体験を届ける。

旅の途中で出会う人々とのやりとりが自然で、作りこみすぎない“ゆるさ”が魅力。出川氏の人柄や立ち振る舞いもあって、押しつけがましさがまったくない。景色やその土地の空気もていねいに映されていて、肩の力を抜いて見られる貴重なバラエティ。一般のお宅へのアポなし訪問も多く、ゲスト単独で充電交渉するシーンでは少し緊張するが、出川氏が到着すればその愛嬌と知名度で大体解決する。

『帰れマンデー見っけ隊!!』:テレビ朝日

週替わりでタカアンドトシとサンドイッチマンが出演し、ロケの進行を担当。ゲストとともに路線バスを乗り継ぎながら、秘境の飲食店や温泉地を目指して旅をする、サイコロ企画などを交えた冒険バラエティ。目的地に到着するまで延々と数キロ歩くこともあり、サイコロの出目に恵まれない日は過酷な旅になることも。

時にハードな展開もありつつ、根底には“その地域のよさ”を発見していく旅番組。ロケの行き当たりばったり感を楽しみながら、バスが走る道や目的地の絶景ポイントでワクワク感も味わえる。人との出会いもあたたかく、穏やかに観られるのが魅力。アポなしでの取材交渉が頻発するが、たまに観る程度のわたしの感覚だと、“怒られ”シーンは観たことがないので安定感あり。

自然・風景・建築系のおすすめテレビ番組

『世界遺産 THE WORLD HERITAGE』:TBS

毎週日曜18:00〜放送中、TBSの長寿番組。世界各国の文化遺産や自然遺産を、映像美とともに紹介する。ナレーションはフラットな声のトーンで情景に寄り添いながらも、風景自体がもつ説得力を邪魔しない語り口が魅力。歴代ナレーターは複数名おり、2017〜2024年は俳優の杏氏、2024年以降は鈴木亮平氏にバトンタッチ。

冒頭に「Canon presents」とナレーションが入る通り、2025年現在はキヤノンが提供。圧倒的な映像とシーンに合った音楽に、“心が整う”感覚になる。美しい景色と静かな解説に引き込まれ、気がつけば感情が凪いでいる。オンエアは日曜夜と観やすい時間帯だが、寝る前のリセットにもぴったり。わたしがHDDレコーダーで毎週録画している(ほぼ)唯一の番組である。見逃し配信がない時期は、番組公式のYouTubeもおすすめ。

『ヒロシのぼっちキャンプ』:BS-TBS

芸人のヒロシ氏がひとりで山や森へ出かけ、誰にも会わずにひたすらソロキャンプをする番組。演出感のないナチュラルな過ごし方が描かれ、自然の音や焚き火の揺らぎ、食事の音などがていねいに拾われている。

とにかく静か。ひとりで過ごす時間の尊さや、“おひとりさまを楽しむ”という世界観に共感できる。過剰な説明や盛り上げ演出がなく、ヒロシ氏の独白と自然音がただ、そこに在る。忙しさで自分を見失いそうなときに、深呼吸を促してくれるような番組。地元のスーパーで食材を買い出しする姿には親近感を覚え、たまに天気に恵まれず雨の中で火を起こす姿は哀愁を誘う。

『憧れの地に家を買おう~住んだ気になる世界紀行バラエティ』:

「もし自分がここに住んだら…?」という視点で、世界各地の魅力的な土地にある住宅を紹介する紀行バラエティ。現地での暮らしや街の雰囲気をその土地在住の案内人がナビゲートし、“住む”目線で建築物を見ていく。

基本的にハイクラスの物件が中心で、セレブ気分を妄想して楽しめる構成。手の届きそうにないお値段に驚きつつ、想像の中でその家に住む自分を描いてみたくなる。海外ならではの設計や珍しい立地に夢が広がり、好奇心が呼び起こされる。建築や家の間取りに興味津々な方におすすめ。

グルメ・情報紹介系のおすすめテレビ番組

『マツコの知らない世界』:TBS

その道のプロやマニアが登場し、日常の中の“ちょっとした沼”をマツコ・デラックス氏と深掘りしていくトーク番組。グルメから推し活までジャンルは多岐に渡り、ちょっとニッチなテーマの回は、視聴者にも知らなかった世界を覗かせてくれる。

マツコ氏のコメント力のすごさには毎回感嘆する。個性豊かなゲストの語りや“世界観”を的確に受け止めながら、視聴者が思っていそうなことを言葉にしてくれるので、観ていて置いてけぼりにならない。話の温度感や毒吐き的なツッコミも絶妙にユーモラスで、時に“不快にならないギリギリ”を攻めた言葉選びも心地いい。知的好奇心を満たしつつ、最新トレンドにも詳しくなれるようなテーマ選びや番組構成も魅力。

『所さん お届けモノです!』:MBS 毎日放送

MCの所ジョージ氏とゲストが、全国各地の珍しいグルメや“ためになるモノ”を紹介する情報バラエティ。「所さんに見てほしい!」という熱量で集められたモノが箱に入れられて登場し、込められた想いやリアクションを楽しむ番組。

商品やお店、地域のこだわりがていねいに掘り下げられていて、“知らなかった”に出会える番組。所さんの柔らかいツッコミもほどよく、内容のテンポも穏やか。買い物番組のようでいて、ちょっとした旅気分も味わえる。お取り寄せグルメやスイーツは実際に試したくなるし、商店街の紹介を観れば食べ歩きしたくなることも多い。紹介された店舗や商品は公式サイトでリスト化されているという手厚さで、気になったモノにアクセスしやすいのが助かるポイント。

『町中華で飲(や)ろうぜ』:BS-TBS

俳優の玉袋筋太郎氏や女性ナビゲーターが昔ながらの町中華店を訪れ、店主との会話や料理を楽しむグルメ番組。町中華を通して、その地域の文化や人情にもふれる。2軒ほど紹介し、先々でビールや紹興酒など“はしご酒”を楽しむシーンがマスト。

店内の空気や調理風景、店主との温かみあるやりとりがじっくり映される“渋い”番組。その場で飲んでいるかのような臨場感も味わえて、おつまみや一品料理をどれにしようか悩む姿も一興。どこか懐かしくて、“ここに行ってみたい”と思わせてくれる不思議な引力がある。

『吉田類の酒場放浪記』:BS-TBS

酒場詩人・吉田類氏が、全国各地の居酒屋を訪ね歩く大人のグルメ・酒番組。お店の主人とのやりとりや常連客との交流を通して、お店が持つ空気感やその土地の日常を描く。

吉田氏のゆったりした語り口と、お酒の力も借りた人との距離感が絶妙。紹介される酒場はどれも無理のない価格帯と雰囲気で、観ているだけで“そこに行った気分”になれる。映像や音も静かめで、ただ時間が流れていく感じが心地いい。何を観ていいかわからない日、自分を許されたくなったら、とりあえずこの番組を流しておけば心が平和になるのである。

ドキュメンタリー系のおすすめテレビ番組

『カンブリア宮殿』:テレビ東京

作家・村上龍氏と俳優・小池栄子氏がホストを務めるビジネストーク番組。毎回注目の企業や経営者にフォーカスし、現場に密着したVTRと対談を通じて、経営哲学や成長の裏側に迫る。課題解決型のストーリー展開や、スタジオでゲストの生の声を引き出すトーク、村上龍氏の視点で描く「編集後記」が特徴。

ドキュメンタリー番組では心に語りかけるセンシティブなテーマも多いが、カンブリア宮殿が取り上げるテーマは、どこかマーケティングやトレンド感のある視点で、重たくなりすぎず興味深い。落ち着いたスタジオと誠実な語り口が心地よく、経営者の“ありのまま”が見えてくる。企業の取り組みや社会との関係を深掘りしながら、事実や人の想いにていねいに光を当てる姿勢に、安心感がある。

「観ていて疲れない」が大事。チャンネル選びは心の鏡

撮影:織詠 夏葉

どの番組を観るかチャンネルを選ぶとき、知らず知らずに自分の心の状態が反映されている。

テレビの音や声のトーンに敏感なわたしにとって、心穏やかに見られるテレビ番組は、気持ちを整える休息所。無音でごはんを食べるのもいいけれど、ほどよく心地いい映像や音で情報を摂取する時間は、知的好奇心が満たされる大切な時間だ。

ちょっと疲れている日や、考えごとをしているときにも、こういう番組がそっと寄り添ってくれる。

今回挙げた番組の中に、「これ好きかも」「これは知らなかった」というものがひとつでもあれば、TVerや各局の見逃し配信でそっと探してみてほしい。夜の時間やリラックスタイムに流れる音が、少しやわらかくなるかもしれない。

織詠 夏葉

おりえ なつは。暮らしのメディア、おでかけメディアにてライターを務める。約3年間エディターやコンテンツディレクターとして稼働し、個人でも執筆活動を開始。映画や音楽、ファッション、雑貨、香水、推し活などに広く浅く興味津々。