デザートだけじゃない!桃好きライターが教える桃レシピで食卓にときめきを

長野県在住の私にとって、桃は夏の風物詩。どれだけ暑い夏でも、スーパーや八百屋さんに桃が並び始めると心が躍ります。産直に行って桃を箱買いをしては、「家に帰れば桃が冷えている」と一日を頑張るためのご褒美にしています。

桃といえば、そのまま食べたり、甘いデザートに使ったりするイメージがあるかもしれません。でも実は、桃は料理の食材としても優秀なんです。桃の自然な甘みや香りが、普段の食卓を一気に華やかにしてくれます。

今回は、桃の産地で暮らす桃好きライターの筆者が、デザート以外の桃の楽しみ方をご提案。いつもの食卓をちょっぴり特別にする、簡単で美味しい桃レシピを3つご紹介します。

桃を料理に使うポイント

まず、桃選びは「香り」重視料理に使う桃は、完熟一歩手前くらいがベストです。触った時に少し柔らかく、甘い香りがするものを選んでください。あまり柔らかすぎると調理中に崩れてしまうので要注意。

次に、下準備の皮むきは熱湯で簡単に桃の皮むきは意外と大変。うまく向けないときは、熱湯に30秒ほどくぐらせてから氷水に取ると、するっと皮がむけます。この一手間で、見た目も食感もぐっと良くなりますよ。

気になるのが、どんな食材と合わせるか。長年桃料理を作ってきた私が特におすすめしたいのは、こんな食材です。

桃と相性の良い食材たち

  • チーズ類:モッツァレラ、クリームチーズ、ゴルゴンゾーラなど。桃の甘みがチーズのコクを引き立てます。
  • トマト:酸味と甘みが絶妙にマッチ!
  • 生ハム:塩気と甘みの黄金コンビ。見た目も華やかになります。
  • 豚肉:特に豚バラ肉との相性は抜群。桃の酵素がお肉を柔らかくしてくれる効果も。
  • ハーブ類:バジル、ミント、ローズマリーなど。爽やかな香りが桃の甘みを引き締めます。

桃料理のコツを掴んだところで、早速レシピを見ていきましょう。

夏にぴったりの爽やかな一品桃とトマトの冷製ポタージュ

甘くフルーティーな桃とトマトに、味噌のコクと豆乳のまろやかさが加わって上品な味わいのデザートスープに。火を使わないので、暑い夏の日にもさっと作れるのが嬉しいポイントです。

材料(2人分)

  • 桃:1個
  • トマト:1個(またはトマトジュース200ml)
  • 豆乳:100ml
  • 味噌:大さじ1
  • オリーブオイル:適量
  • 塩・黒こしょう:適量
  • フレッシュバジル:飾り用

作り方

  1. 下準備:よく冷やした桃とトマトの皮をむき、ざく切りにします。
  2. ミキサーにかける:桃とトマトをミキサーに入れて攪拌します。なめらかになったらOK。
  3. 豆乳と味噌を合わせる:別のボウルで豆乳に味噌を溶かし、よく混ぜ合わせてから、桃とトマトのミックスに加えます。再度ミキサーでなめらかになるまで攪拌します。
  4. 味を調えて盛り付け:味見をして、塩気が足りない場合は塩・こしょうを加えます。器に盛り付け、オリーブオイルをまわしかけ、バジルを飾って完成!

前菜の定番!桃のカプレーゼ

定番の桃カプレーゼは、熟し切っていない少し固めの桃を使うのがポイント。食感にメリハリが生まれ、チーズとの相性も抜群に。フレッシュバジルを使うことでぐっと本格的な味わいに。モッツァレラチーズがない時は、水切りヨーグルトやギリシャヨーグルトでも美味しく作れます。

材料(1〜2人分)

  • 桃:1個(中サイズ)
  • お好みのチーズ:100g
  • フレッシュバジル:5〜6枚
  • オリーブオイル、塩・黒こしょう:各お好みで

作り方

  1. 下準備:桃をよく冷やしておきます。皮をむいて8等分にカットします。固めの桃を使うと、形が崩れずきれいに仕上がります。
  2. 盛り付け:好みの大きさにカットしたチーズと桃を交互に並べます。
  3. 仕上げ:フレッシュバジルを手でちぎって散らし、オリーブオイルをまわしかけます。最後に塩・こしょうで味を調えれば完成です。

甘みと旨みが濃縮!桃と豚バラの味噌だれソテー

実はとっても相性がいい桃×お肉の組み合わせ。桃のフルーティーな甘みが豚バラ肉の脂っこさを中和してくれるので、さっぱりと食べられます。味噌だれの甘辛い味付けが、桃の甘みを引き立てご飯のおかずとしても、お酒のおつまみとしても楽しめる一品です。

材料(1〜2人分)

  • 桃:1個
  • 豚バラ肉:1パック(8枚程度)
  • 味噌だれ 味噌:大さじ1 酒:大さじ1 おろししょうが:小さじ2
  • 粗挽き黒こしょう:適量

作り方

  1. 下準備:桃の皮をむいて8等分に切ります。味噌だれの材料をボウルでよく混ぜ合わせておきます。
  2. 豚バラ肉を焼く:フライパンを中火で熱し、豚バラ肉を両面カリカリになるまでじっくり焼きます。余分な脂が出たらキッチンペーパーで拭き取って。
  3. 味噌だれを絡める:豚バラ肉に火が通ったら、混ぜ合わせておいた味噌だれを加えて全体に絡めます。香ばしい香りが立ってきたらOK。
  4. 盛り付け:お皿に桃と豚バラ肉を交互に盛り付け、仕上げに粗挽き黒こしょうをかけて完成です。

桃料理で食卓にときめきを

今回ご紹介した3つのレシピは、どれも特別な材料や技術は必要なく、普段の料理にちょっとした工夫を加えるだけで作れるものばかりです。

旬の桃を手に入れたら、そのまま食べるだけでなく、ぜひ料理の食材としても楽しんでみてください。「この組み合わせはどうかな?」とあれこれ試してみると、きっと「こんな美味しい食べ方があったなんて!」とみんなに教えたくなるようなあなたなりのレシピを発見できるはず。

この夏はちょっと勇気を出して、新しい桃の楽しみ方を一緒に発見してみませんか?

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風音

1995年生まれ。長野市在住のフリーライター。インタビュー記事、エッセイを主に執筆。水辺を眺めること、お散歩、読書と喫茶店が好き。