友だちからもらった元気を何かに変える【今週の選択肢 #7】

「心が動く瞬間」という、わかるようなわからないことを切り取って言語化したい。

そんなことから心が動いた瞬間、とくに「選ぶ」ということに着目した連載をしております。

編集長自らの一週間のなかから“選んだ”ことをまとめた「今週の選択肢」。
第7回をお届けします!

新年会はフードコートで(1月6日13時30分)

高校の同級生3人組で新年会がてらの日帰りドライブ!
昨年から気になっていたTHE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA行くことに地図で見ると想像と場所が違って驚いたんだけど、平塚というよりは厚木エリアにあたりそう。

そもそも東京・千葉・横浜とぜんぜん違う方向に住むわたしたち。もともとは都内の同じ高校に通っていたのに、25年も経てばこんな感じ。いつも途中駅で待ち合わせて、ドライバー担当に拾ってもらいます。
道中はかしましくおしゃべり三昧。女3人集まれば近況報告が止まらないよね。

到着次第、即ランチ!ということになっていたので、一目散にフードコート「FOODFOREST」へ。

海鮮、韓国料理、中華・お粥専門店、うどん、親子丼、ハンバーグ…
フードコートでメニューに悩む友人たちを眺めるのもおもしろい。選ぶプロセスは性格が出ているように思うし、悩む表情を見比べてほのぼのした。

そして、この集まりでは常にアルコール摂取を許されているわたしは、お酒に合うツマミとして成り立つものを選んだよ(ドライバーが「飲みなよー」と言ってくれるの、ありがたい)。

ということで、「corsaire by ビストロU」をターゲット

こんなとき、みなさんがメニューを決めるプロセスってどんな感じ?
わたしは、まずドリンクを決めて…それにいちばん合いそうな料理を選ぶの(ニヤニヤ)。

ここでは「かち割りスパークリング」と「グリルスペアリブのプレート」をセレクト。
かち割りってそういうことか!氷が入ってるーーーっ

お肉のなかでも豚肉が好きっていうのもあるんだけど、骨付き肉はとびっきりイイ!
身はホロホロ、外側はカリカリ。甘辛のソースもお酒に合う!好み~
付け合わせのポテトとごはんはやや少なめ、サラダは意外とボリュームあり。お肉ドーンとのバランスがいい感じ◎

友人Aはこの小田原海鮮とと丸食堂の「海鮮頂上丼」をテレビで見ていて、来る前から狙っていたんだって。

アウトレットに行ったのにパッとした買い物もせず、3人でぶらぶらゆるゆる過ごしただけだったけど、しばらく分のおしゃべりでストレスはしっかり発散できたのでした。

自分にできることを考える(1月8日11時51分)

元日に起こった能登半島地震の被害が徐々に明るみに出てきて、知人のなかにも数名被災者がいたことを知る。

いずれも本人やパートナーの地元への帰省時に被災しており、Facebookで知るたびに息を飲んだ。
近親者に命を落とした人がいるという話は耳に入ってきてはいないものの「それならよかったね」などと言える状況ではない。元の暮らしを失った家族を置いて、自分たちの日常に戻りなさいと背中を押されている彼らを思った。その、家族を思った。

こんなときにまだまだ立ち上がったばかりのわたしたちは、あまりに無力で何の役にも立たないのだけど、それでも何かできることを…と思い、復興支援・チャリティ活動などのまとめ記事を作ろうと思い立つ。

わたしたちらしく感性に触れるような手触りのある支援の形を集めたつもり。
これからも少しずつ更新していくので、支援先に迷っている方に目を通してもらえたらうれしいです⇩

人形町と旧友を堪能する(1月10日18時03分)

関西にいる古い友人がこちらに来るという報せが届いたのは年末のこと。
浅草橋あたりに宿をとるというので、横浜方面から意外とアクセスのいい人形町を思い浮かべた。何しろあそこは酒飲みにとってアツいビル、ハシゴ楼があるから!

横丁スタイルや飲食店モールみたいな施設、増えてきたね

20代の頃に人形町に勤めていたことがあって、土地勘があるのも大きい。友人が泊まるという浅草橋とも徒歩圏内。タクシーならワンメーターくらいなんじゃないかな?

ハシゴ楼前で待ち合わせて、1軒目ではワインとタパスを。そして、当然のことながらもう1軒!
そんなとき、人形町ならここ「豆泉」を訪ねます。

みどり色の暖簾がいいねぇ

2軒目のツマミに選んだのは枝豆ペペロンと和風オムレツ。これもやっぱり、ハイボールに合わせて。

すぐラストオーダーになるような時間に入ってごめんね!
でも、スタッフさんがわたしの名前を覚えてくれててうれしすぎた~ いいお店~♡(単純)

メニューは多いし、マスターはおもしろくていい人だし、人形町に来たら顔を出さずにいられないお店。またゆっくり来たいなー

【番外編】
関西から来た古い友人とは雑貨好き、キッチュな派手柄好きの共通点があるんだけど、そんな彼女のためにわたしが選んだギフトはこちら⇩(友人撮影)

近沢レース、もらってうれしかった経験から、わたしもギフトの定番になりそう!

しかも、この「鬼に金棒」柄!
ちょっと捻った感じが彼女にも喜んでもらえると思ってセレクト。

わたしもとってもうれしいプレゼントをもらっちゃって、本当に思い出深い日になった。しょっちゅう会える距離じゃないけど、だからこそ会えるときには感謝がいっぱい!出会えたことへの感謝!!

友人たちからもらった元気をもとに、新しいことを考えるような週だった。こんな一週間がつづいていけばいいな。

伏見 香代子

「Sense of…」編集長/聞き手クリエイション責任者/1979年、東京都生まれ。文学少女からコギャルを経て、広義の編集者に。WEBコンテンツ&クリエイティブ、マーケティングに関わること20年超。感性至上主義。好きな映画は「カラー・オブ・ハート」って答えることにしている。