わたしには朝、コーヒーを淹れるほかに“スープを飲む”という楽しみがある。
毎日というわけじゃないけれど、ていねいに一日が始まる感じがして、頑張りたい日の燃料代わりやごほうび的に取り入れている。
そのときよくリピートしているのが、無印良品のフリーズドライスープ。なぜそれを選ぶのか、朝スープを飲む時間がどんなものかとあわせて紹介してみる。
わたしのこと
- 年齢:30代
- 性別:女
- 職業:ライター、編集者
- ライフスタイル:誰かと同居、インドア派、リモートワーク、超夜型
起きられないわたしが朝活っぽいことをする理由
▲「食べるスープ トマトの酸辣湯」
わたしは朝が苦手だ。
超がつくほど夜型で、明日の起床予定時間が8:00どころか10:00でも「ちょっと早いな…」と思うくらい。
詳しくは別途書く予定だから省くけれど、とにかく布団から出るだけで相当な気合いが必要だし、起きたら起きたで全然エンジンがかからない。加えて過敏性腸炎の気配まであり、コンディションが整うまで時間を要するのがわたしの日常。
朝イチで会議なんて入っていた日には“終わり”である。
しかし、会社勤めをしている限りは世の中のタイムスケジュールに合わせて行動せねばならない。
そこで燃料として手っ取り早いのが、ごほうびとエネルギー補給。
- 「明日起きたらあれを食べよう、これを飲もう」
- 「優雅にモーニングごっこしてみよう」
などと楽しみにして眠れば、少しは動き出しやすくなる(胃が受け付けてくれないこともままあるけれど…)。
だからわたしは自分への景気付けと、「まだ寝たいよ〜」とゴネている胃腸を動かして体を目覚めさせるためにも、朝活代わりにスープや温かい飲み物を飲む日を作ることにした。
朝、温かいスープを飲むという選択肢
ギリギリ行動の目立つわたしだけれど、自分に時間をかけてあげるだけで不思議と心にゆとりが生まれるらしい。
朝、温かいもので体を温めると一日がていねいに始まる感じがする。
特に冬の時期は胃腸にじんわり沁みていくような感覚が心地いい。
白湯や豆から淹れたコーヒーも好きだけれど、塩分やちょっとした野菜を摂れてお腹を満たせるスープはまた違うよさがあって好きだ。
汁物という意味ではお味噌汁も仲間に入れてよいだろう。
お気に入りのカップに熱いお湯やスープを注いで、白い湯気で視界を曇らせながらゆっくりと口をつける。
やけどしないように少しずつ啜って、今飲んでいるものに意識を向ける。
静かな部屋で過ごすこの時間はセルフメディテーションのごとく、自分の体の声と向き合う貴重なひとときだ。
欲を言えば旅館に泊まった朝のように手作りのお味噌汁や、ホテルビュッフェのようなコンソメスープを飲みたいという理想はあるものの、そこは社会人。起き抜けから料理をする余裕はない。
朝が苦手なわたしは始業直前まで寝ていたいし、そもそもその日飲みたくなるかは気分と胃腸のコンディション次第だから、前日作り置きするのもちょっと違う。
そんなわたしを、ちょうどよくカバーしてくれるのがインスタントのスープだ。
特にフリーズドライタイプのおいしさ、これがなかなか侮れない…!
いろいろなメーカーから販売されている中で、わたしが何度もリピートしているものを紹介しよう。
フリーズドライでおいしい「無印良品」のスープシリーズ
「無印良品」から種類豊富に販売されている、フリーズドライのスープとお味噌汁。
お湯を入れるだけでOKという手軽さが魅力で、何度食べても飽きない。
基本的に1種1袋に4個入り。お気に入りの「オクラ入りねばねば野菜のスープ」と「5種野菜のミネストローネ」は大袋入りもあるので、見つけたら迷わず買っている。
味は随時入れ替わるらしく、以前何度もリピートしていた「4種野菜のみそトマトスープ」が2024年2月現在はラインアップからなくなっているのが残念だ。
復活したらぜひ大袋入りを出して欲しい。わたしが必ず買います。
おすすめ1. 「食べるスープ オクラ入りねばねば野菜のスープ」
フリーズドライながら、オクラの食感がしっかりと感じられる。
ほんのり柚子や刻み生姜の香りがするのも高級感があってうれしい。
小腹を満たすのにちょうどよく、満足感のある一杯。
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おすすめ2. 「素材を生かした味噌汁 海苔とめかぶ」
塩気のある海苔と、とろっとしためかぶが相性ばっちり。
朝はもちろん、昼食や夕食の汁物にもちょうどよくて、特にお寿司に合う。
何度リピートしたかわからないほど気に入っている一杯。
種類一覧
自分好みの味がきっとあるから、まずは見てもらえたらと思い、執筆時点で取り扱いのある種類を一覧にしてみた。
まだ全部は試せていないけれど、わたしのおすすめを太字にしておく。
スープの種類(2024年2月時点)
- 食べるスープ オクラ入りねばねば野菜のスープ
- 食べるスープ 5種野菜のミネストローネ
- 食べるスープ 北海道産玉ねぎのオニオンスープ
- 食べるスープ 揚げ茄子と豚肉の生姜スープ
- 食べるスープ コムタンスープ
- 食べるスープ 豚肉とチンゲン菜の胡麻味噌担々スープ
- 食べるスープ ユッケジャンスープ
- 食べるスープ 牛肉と葱のテールスープ
- 食べるスープ トマトの酸辣湯
- わかめスープ
お味噌汁の種類(2024年2月時点)
- 素材を生かした味噌汁 豚汁
- 素材を生かした味噌汁 鶏つくねと根菜
- 素材を生かした味噌汁 揚げ茄子とほうれん草
- 素材を生かした味噌汁 なめこの赤だし
- 素材を生かした味噌汁 あさりと長ねぎ
- 素材を生かした味噌汁 かき卵とキャベツ
- 素材を生かした味噌汁 海苔とめかぶ
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スープを飲むようになってよかったこと
朝、スープを飲む選択肢を取り入れたら、わたしにとって下記のようなメリットがあった。
- 心にゆとりをもって一日を始められる
- ほどよくお腹を満たせて栄養も摂れる
- 頭と胃腸が働き出す感じがする
- 目が覚めるので業務に集中できる(食べすぎると眠くなるので注意)
- 自分を労り大切にしている実感が湧く
- 今日は(明日の朝は)何を飲もうか楽しみが増える
ちなみに値段は基本的に420円(税込)で4袋入り、1食あたり105円(税込)。
自販機やコンビニでコーヒーを買う感覚で温活できると考えると、コスパは悪くないように思える。
そういえば最近はコーヒースタンドならぬ、“出汁が飲めるスタンド”もあるらしい。
ホットコーヒーだけじゃなく、飲み物の選択肢にスープがあってもいいよね。
お寝坊さんになりがちなわたしだから、目覚ましを兼ねたスープはいい習慣だ(たまにサボってしまうのはご愛嬌としておく)。
温かい飲み物を飲む=「いま」にフォーカスする時間
スープに限らず、温かいものを飲む時間はほっとひと息つける瞬間。
忙しい毎日だからこそ、意識的に“無”になる時間を作ることも大切だと気づいた。
“いまこの瞬間”にフォーカスし、手のひらで温度を感じ、ゆっくりと味わう。
流れていきがちな生活のひとコマだからこそ、所作の一つひとつをていねいに行う。
マインドフルネスや“禅”のような感覚といったら近いだろうか。
そのとき飲みたいものならコーヒーでもいいし、白湯でもお茶でもいい。
朝だけでなく、深夜に煮詰まってきたら夜食代わりに温かいスープを飲んだっていい。
習慣とはいえガチガチに縛りすぎると息苦しいから、これからも気分に合わせて取り入れていこう。
ちなみに、無印良品にはスープ以外にレトルトカレーの種類も豊富だ。
こちらもおすすめなので、いずれ機会があればリポートしたい。