新作、集めがち。スタバタンブラーの話【わたしのSWEETなもの】

スターバックスファンとして、毎シーズンチェックせずにはいられない新作グッズ。
どんな絵柄のものが発売されるか、わたしと同じように毎回楽しみにしている人もきっと多いだろう。

タンブラーやマグボトル、マグカップなど、その季節に合ったデザインにわくわくする。
すでに家にはたくさんタンブラーを所持しているのに集めたくなってしまう。

どんなところに惹かれるのか、またどんなときに買おうと決めるのか、
収集癖のあるわたしの思考を掘り下げてみる。

わたしのこと

  • 年齢:30代
  • 性別:女
  • 職業:ライター、編集者
  • ライフスタイル:誰かと同居、インドア派、リモートワーク、コーヒーショップ好き

シーズンごとに新作が出るスタバのタンブラー

スタバの新作グッズには毎回テーマがあって、たとえば2024年だと“SEASIDE GETAWAY”や“GOOD SPRING DAY”など。
もっと大枠でいえば、毎年恒例の“桜(SAKURA)”シリーズやハロウィン、クリスマス(ホリデー)など、
季節の行事ごとに発売されることが多く、人気を博している。

新作のデザインはだいたいいつも共通のテーマカラーや柄でまとめられていて、これが自分の好きな色味や柄だとうれしい。
正直どれもこれも欲しくなり迷ってしまうけれど、目移りしてワクワクしている瞬間も楽しいものだ。

スターバックス リワード®︎(My Starbucks)会員になると先行で新作情報が解禁されることもあり、
スタバファンのわたしは公式アプリから通知が来ると即座にチェック。

「次はどんなデザインなんだろう?」
フラペチーノ®︎と同じくらい、待ち遠しいのがタンブラーやマグボトルだ。

「買おう!」と決める瞬間

ほしいものは全部買えたら幸せなのだけれど、予算的にそうもいかない場面もある。
検討した上で「それでもほしい!買おう!」となるとき、どんな要素が決め手になるだろう?

掘り下げて考えてみたら、わたしの場合は1にデザイン、2と3に用途と値段だった。

色(デザイン要素)

テーマカラーがそもそも好きな色だと刺さりやすい。
ニュアンスの入ったピンクやオーロラ系の色味にはすぐ反応しがち。

柄(デザイン要素)

好きなモチーフが使われていたり、総柄風だったりするものが好み。
「スタバといえば」のマーメイドモチーフはもちろん、スイカやボタニカル柄、ポップなテイストのものもかわいいと感じる。
もはや柄を手に入れたいがためにモノを買うまである。

質感(デザイン要素)

クリアなものやツルッとしているものも買うけれど、特にマットタイプの手触りも大好き。
ポコポコした突起が特徴の『コールドカップタンブラー バンピー』シリーズも気になっているが、
好きな色が出たときに買おうとするも、毎回通販争奪戦に負けてしまうのが悩み。

フォルムやサイズ(デザイン要素)

スタンダードなタイプはもちろん、個性的な形のものにも惹かれる。
ちなみにタンブラーよりマグカップに変わった形のものや立体的なものが多く、そちらも集めがち。

使うシーン(用途重視)

まだ持っていないタイプは財布の紐が緩みがち。
たとえば持ち運びやすい小型のポケットボトルや、家で飲みやすいストロー付きタイプは集める余地がある。

手持ちと被るものは観賞用にしているけれど、すでに家にアイテムが溢れている状態なので、
「また買ったの?」なんて怒られたときにも「このタイプはまだ持ってないから」と言い訳をしやすい

値段(コスパ要素)

購入するとドリンクチケットが1枚付いてくる場合もあるとはいえ、高いものだと4,000〜6,000円台にもなるスタバタンブラー。
ところが、ものによっては2,000円台で買える種類がある。もちろん衝動買いしやすいのは断然2,000円台。

これまでに買ったお気に入りのタンブラーたち

せっかくなので、わたしが今までに買い集めたタンブラーやマグボトルの一部を掲載しよう。

左のクリアタイプは2022年夏のシリーズ。中央は2023年“PEOPLE PLANET COFFEE”シリーズで、環境に配慮した素材で作られたもの

右は2023年、SAKURAシリーズ第2弾として登場した『ライスハスクタンブラーピンク458ml』。このリッチ感で2,300円(税込)だから高見えである。

左は2022年夏。中央左は2023年のサマーシーズン第3弾“GO! Summer Trip”から登場した、スイカ柄がアクセントの『ステンレスボトルスイカビーチ473ml』だ。どこかレトロでポップなキャッチーさがたまらない。

中央右も同じく2023年夏の『ステンレスボトルピーチフルパラダイス381ml』。このときのラインアップはどれも本当にかわいい柄ばかりで、予算オーバーだった

右は2024年のバレンタインモチーフ『ステンレスボトルチョコレート381ml』。こうして並べるといかに総柄好きかがわかりやすい。

実はどれももったいなくてまだ使えていないが、眺めるだけで気分が上がるのは、やはりスタバらしく“細部までおしゃれさが詰まったデザイン”の成せる技だと思う。

なぜスタバのグッズや新作に惹かれるのだろう

まだまだ家にはタンブラーが眠っているけれど、正直キリがないので今回はこのくらいとしておく。
それにしてもなぜこんなに次から次へと集めたくなってしまうのか、ここでは少し考えてみよう。

  • スタバ自体が好き
  • よいと思ったプロダクトには課金したくなるオタク気質
  • 品切れ競争に勝って手に入れた瞬間がうれしい
  • 新しいものを見るのが好き、新鮮な気持ちで楽しい
  • 季節の変わり目を感じられてワクワクする
  • 周りとのコミュニケーションのきっかけになる

スタバの新作を楽しみにする気持ちは、わたしの中でファッション誌の発売日や好きなドラマの最新話を心待ちにするあの感情に似ている。

また、書き出して得た“新たな気づき”は、“新作の話題=コミュニケーションのきっかけ”としても捉えていたこと。
これはタンブラーに限らず、新作ビバレッジでも同じだ。

「あのフラペチーノもう飲んだ?」
「また新作出るって!」
「今回のデザインかわいいよね、わたしも買っちゃおうかな」

直接話すこともあれば、社内の雑談チャットでメッセージが飛び交うこともある。
スタバがきっかけで話が弾むこともあったなぁ。

意外なところでまたひとつ“スタバの好きポイント”を見つけた。

スタバがある生活はわたしにワクワク感をくれる

わたしにとってのスタバは、単なるコーヒーチェーン店とはまた違った存在感がある。

「スタバの新作、見た?」

発表されるといつもどんなデザインなのか楽しみで、スタバについて話すことは周囲とのコミュニケーションの一環もなっている。

季節ごとに発売される新商品も多いから、そのたびに「もうこの季節が来たのか!」と一年の早さをしみじみと実感して、去年のわたしはどう過ごしていたのか、どんな気持ちだったのか振り返るきっかけにもなる。

これからもきっと、新作が出るたびに目を輝かせてチェックするだろう。
スタバっていいよね!

織詠 夏葉

おりえ なつは。暮らしのメディア、おでかけメディアにてライターを務める。約3年間エディターやコンテンツディレクターとして稼働し、個人でも執筆活動を開始。映画や音楽、ファッション、雑貨、香水、推し活などに広く浅く興味津々。