料理が趣味の一つになってから、10年以上が経った。
最初に揃えた料理道具の多くは、100円ショップで購入したもの。初めはそれでも十分だったが、次第に欲しいものが増えていった。いまでは、料理道具の収集も趣味と言えるほどになっている。
料理の幅を広げてくれる道具。時短を叶えてくれる道具。逆に、調理にかかる時間そのものを楽しませてくれる道具。今回は、長年買い集めてきた料理道具の中から、特に気に入っているものたちを紹介したい。
調理家電
シャープ ヘルシオ ホットクック
その名の通り、放っておくだけであらゆる料理ができるシャープの水なし自動調理鍋、ホットクック。煮物、炒め物、蒸し物、低温調理に対応している。自動調理のレシピは公式サイトに掲載されているが、さらに“ホットクック部”という公式コミュニティサイトにも無数に投稿されているのが嬉しい。眺めていると、作りたいものが際限なく増えていく。
ホットクックの定番メニューである無水カレーは、忙しいときによく作る。鶏肉や玉ねぎ、トマト、カレールーなどをすべて入れて待つだけ。外出して帰ってきたらカレーができている、って最高の体験だ。
我が家にあるのは初代のホットクック(型番はKN-HT99A)で、最新機種と比べれば機能は少ない。それでも、十分に便利さを享受できている。
マイブームは、公式レシピをアレンジしてケーキを焼くこと。ホットケーキミックス、卵、砂糖、野菜ジュースだけで作れる「野菜ジュースのケーキ」というレシピがあるのだが、材料をパイナップルジュースなどに変えて楽しんでいる。
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ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック プロフェッショナル
2013年に購入したブラウンのハンドブレンダーは、調理のスピードをぐんと上げてくれた。最も活用しているのはチョッパーだ。スパイスカレーを作るときなど、みじん切りにした玉ねぎが大量に必要な際に重宝する。スーパーで安いこま切れ肉を買ってきて、チョッパーで挽き肉にすることもある。
ブレンドシャフトは、ポタージュを作るときに便利。さらに、泡立て器を使えば、メレンゲが簡単に作れる。アタッチメントを付け替えるだけで、さまざまな料理に活用できるハンドブレンダーのセットは、キッチンに一式あると安心だ。
最新の機種では、野菜を千切りやさいの目切りにできるアタッチメントもあるらしい。タイミングを見て、買い替えてもいいかな、と思っている。
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お鍋
ストウブ ピコ・ココット ラウンド / ラ・ココット de GOHAN
置いてかわいい、使ってかわいい。我が家にはお鍋やフライパンがいくつもあるが、中でも特に気に入っているのがストウブのお鍋だ。持っているのは、「ピコ・ココット ラウンド」の20cmと、「ラ・ココット de GOHAN」のSサイズ。
ストウブが得意とするのは、やはり煮込み料理。重い蓋のおかげで、無水調理ができるところがいい。カレールーを使ったオーソドックスなカレーも、野菜から出る水分で作ると旨味が濃くなる。
ピコ・ココット ラウンドを使ってよく作るのは、ビリヤニだ。ふわふわな炊き上がりに、毎回感動する。ラ・ココット de GOHANは、主に炊飯用。Sサイズだと1合のご飯が炊ける。一人分のスープを作る際にも使うことがある。お鍋のまま食卓に出しても、かわいいところがまたいい。
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フィスラー 圧力鍋 プレミアム プラス
圧力鍋の時短効果には、目を見張るものがある。お米など、なんと3分ほどの加圧で炊けてしまう。チャーシューや牛すじ煮込みといった、時間がかかりそうでなかなか手が出ない料理も、圧力鍋があれば気軽に作れるのだ。
高圧がかかるので、取り扱いには注意する必要がある。パーツに不足や破損がないか毎回確認し、蓋が飛ぶなどの事故が起きないようにしている。なお、フィスラーの圧力鍋は、「蓋がきちんとしまっていないと圧力がかからない」「圧力が残っていると蓋が開かない」といった安全面に配慮された設計のため、使用する上で安心感がある。
欲張って6Lサイズを購入したので、鍋が大きく洗うときにやや不便だが、この容量があればどんな料理でも作れるはず。寒い季節にフル活用したい。
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サーモス 保温燻製器 イージースモーカー
煙が少なく、キッチンで手軽に燻製ができる、サーモスの保温燻製器 イージースモーカー。サーモスならではの技術が使われていて、火にかけて数分加熱した後、鍋ごと保温容器に入れておけば、いい具合の燻製ができあがる。火を使う時間が少ないと、目を離して他の作業ができるから便利だ。
2kg程度の重さなので、持ち運びやすく、キャンプに持っていくこともある。チーズや明太子、ウインナーソーセージなど、いろいろな食材を順に燻すと楽しい。燻製を肴に、お酒も進む。
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調理小物
貝印 料理家の逸品 カーブキッチンバサミ
我が家にはキッチンバサミが3本あるが、最も気に入っているのは貝印の料理家の逸品・カーブキッチンバサミだ。コロナ禍、魚を捌くことがマイブームだったときに、YouTubeチャンネル『きまぐれクック』で使われているのを見て、購入した。赤い色がとてもかわいい。
硬いものもよく切れるので、エラを切り取ったりと、魚を捌く際に大活躍。最近は魚を扱うことが少なくなったが、お肉を切ったり野菜を切ったりと、毎日いろいろな場面で重宝している。よく切れるキッチンバサミが1本あると、包丁とまな板をあまり使わずに済むので、面倒くさがり屋にはぴったりのアイテムなのだ。
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IKEA KONCIS ガーリックプレス
10年間使い続けているIKEAのガーリックプレス。週に1度は必ず使う、我が家の必需品だ。ガーリックプレスは、以前よく観ていた海外の料理番組にたびたび登場していたアイテムである。最近は、家系ラーメン店でもときどき目にする。
皮を剥き、この道具で押しつぶすだけで、簡単ににんにくを細かくできる。繊維がつぶれて汁気と香りが出るので、レシピに「にんにくのすりおろし」と書いてあるときでも、大抵はプレスで済ませてしまっている。使い終わった後は、穴に少し残ったにんにくを流水で除いてから、さっと水洗いするだけ。時短が叶う、お役立ちアイテムだ。
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ハリオ レンジフタ付き耐熱ガラス製ボウル
ハリオのレンジフタ付き耐熱ガラス製ボウルは、最近我が家に仲間入りした道具だ。ハリオのコーヒードリッパーや、同社が展開するガラスアクセサリーブランド「HARIO Lampwork Factory」のピアスを愛用していることもあり、ガラス製の料理道具を買い足すならハリオがいいな、と思っていた。
このボウルの長所は、深型になっているところだ。お菓子作りやパン作りで材料をかき混ぜるときに、深さがあると中身が飛び散りにくい。見た目もスタイリッシュなので、サラダの器として食卓に出すこともある。
フタがないものも購入可能だったが、フタ付きだと電子レンジを使う際にラップを消費しなくていい。3サイズのボウルを揃えて、フル活用している。
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道具が料理を楽しくしてくれる
これまで、たくさんの料理道具を買い集めてきた。その中には、数回しか使わずに埃をかぶっているもの、捨ててしまったものもある。一方で、便利で気に入っている道具は、10年経っても現役だ。
好きな道具に囲まれると、日々の料理はうんと楽しくなる。皆さんにも、お気に入りの料理道具はあるだろうか?