これまで、コスメには並々ならぬ時間とお金をかけてきたように思う。
口コミサイトを夜な夜な熟読し、デパートやドラッグストアの化粧品売り場に入り浸った。新しいアイテムを手に入れた帰り道は興奮に包まれ、翌日のメイクの時間が楽しみで仕方なかった。
そうやって気になるアイテムを片っ端から試してきた20代を経て、30代半ばとなった今は、信頼の置けるコスメを厳選して持つようになった。毎朝、ポーチを開く度に胸が高鳴る、心強いアイテムたち。そんな、私の“1軍コスメ”を今回は紹介したい。
ベースメイク
ベースメイクのポリシーは、“厚塗りをしないこと”だ。大学生の頃はリキッドファンデーションをたっぷりと使っていたが、よれてしまうことが多かったため、次第に薄塗り志向になった。スキンケアに手間をかけ、メイクはなるべくナチュラルに。今は、BBクリームやCCクリームをあれこれ試しながら、パウダーで仕上げている。
キャンメイク「マシュマロフィニッシュパウダーW」
キャンメイク(CANMAKE)の「マシュマロフィニッシュパウダーW」は、コストパフォーマンスに優れたパウダーで、薄付きなのに肌の印象がぱっと明るくなる。粉っぽさはなく、馴染みがいい。色は、マットオークルを使っている。ナチュラルで白浮きせず、イエベ秋の肌にも合う。
パフが付属しているが、私は別売りの「マシュマロフィニッシュパウダーブラシ」を使用している。パフよりブラシを使った方が、より自然な仕上がりになる。ブラシの肌触りも柔らかくて気持ちがいい。「マシュマロフィニッシュパウダーW」のケースに収納可能で便利だ。
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チャコット「ダブルマルチクレヨン」
最近までシェーディングは入れていなかったが、Instagramに上がっているメイク動画をきっかけに試してみたところ、顔にメリハリが出たので驚いた。シェーディング用のアイテムはいくつか購入したが、なかでもチャコット(Chacott)の「ダブルマルチクレヨン」がお気に入りだ。
色は420番のセコイア×ピュアホワイトを使っている(シェーディングとして使用するのは、セコイアの方)。クレヨンタイプなので、ブラシは不要。旅行用の小さなコスメポーチにもするっと入るスリムさがいい。
舞台メイク用のアイテムも手掛けるチャコットの商品なので、発色は充分。初めて塗ったときは「濃すぎるかも?」と不安になったが、指で馴染ませると、するする伸びて自然な仕上がりに。私は、フェイスライン、眉頭の下、鼻先にシェーディングを入れている。
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キャンメイク「むにゅっとハイライター」
キャンメイクの「むにゅっとハイライター」は、名前がまず可愛い。毎回、指先に取るときに、頭の中で「むにゅっ」と効果音をつけてしまう。
やわらかなテクスチャーは、肌によく馴染む。私は鼻筋と頬骨の辺りに塗っているが、細かなラメがしっかりと光を集めてくれるので、顔が一気に立体的に見える。ケースはコンパクトで、持ち運びやすいところもいい。
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アイメイク
これまで最も数多く試してきたのが、アイメイクのアイテムだと思う。20代の頃は、いわゆるデパコスを買い集めて「とにかく目を盛る!」という方針を取っていたが、最近はなるべくナチュラルに見えるものを使う傾向にある。目元はメイクが崩れやすい場所でもあるので、持ちがよく、それでいてクレンジングが容易なアイテムを重宝している。
ケイト「デザイニングアイブロウ3D」
ケイト(KATE)の「デザイニングアイブロウ3D」は、長年使用してきた頼れる相棒だ。使っても使ってもなかなか減らないので、リピートした個数で言うと、それほど多くないかもしれない。
私は眉毛がしっかり生えている方だと思うが、その上から塗っても充分に発色してくれるのでありがたい。ノーズシャドウとしても使えるので便利だ。リピートするタイミングの髪色に合わせて色を選んでおり、今はオリーブグレー系のEX-7を使っている。
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キスミー「ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ」
髪色が黒以外のときは、ケイトの「デザイニングアイブロウ3D」だけを使っていると、眉の印象が少し重く感じられる。そんなとき、眉をぱっと明るく見せてくれるのがキスミー(KISSME)の「ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ」だ。毛の1本1本が自然に色づき、落ちにくいので助かっている。
これまでは12番のグレイッシュベージュを使っていたが、髪に赤のインナーカラーを入れたタイミングで06番のピンクブラウンを買い足した。カラーバリエーションが豊富なので、自分の髪色に合わせてしっくりくるものを選べるところがいい。
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スック「トーンタッチアイズ」
スック(SUQQU)の「トーンタッチアイズ」は、発色がよく、パールが上品に主張するところが気に入っている。私はもともと肌の色が濃いので、アイシャドウでグラデーションを作ろうとしても、色の差がはっきり出ない。そのため、モノカラーをさらっと塗るぐらいがちょうどいいと思っている。
使っているのは、14番の炎華だ。オレンジ色の繊細なパールが、光を集めてきらきらと輝く。イエベ秋の肌によく合う色だと思う。コンパクトなので持ち歩きやすく、あると安心のアイテムだ。
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キャンメイク「プランぷくコーデアイズ」
もともと涙袋があまりないため、下まぶたのハイライトにはかなりこだわっていて、これまで数多くのアイテムを試してきた。キャンメイクの「プランぷくコーデアイズ」は、ようやく出会えた神アイテムだ。使っているのは01番のアプリコットプランぷく。
パレットには、マット、ラメ、パール、血色影の4色が入っているが、“血色影”色がとてもいい。涙袋の下にこの色で線を引くと、涙袋がぷくっと浮き出て見える。隈のようにはならない絶妙な色味が素晴らしい。涙袋部分にはパールを使うことが多いが、休日はラメを足してみるなど、アレンジが効く。小さなケースにチップとブラシが収まるのも便利だ。
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ウズ「アイオープニングライナー」
アイライナーも、ペンシル、リキッド、ジェルなどいろいろ試してきたが、ここ数年はウズ(ウズバイフローフシ/UZU BY FLOWFUSHI)の「アイオープニングライナー」を使い続けている。1日過ごす間に、アイラインが汚く滲んでしまうことが多く悩んでいたが、「アイオープニングライナー」は持ちがいい。大量に汗をかいても、滲んで広がるのではなく線が消失するので、きれいな目元を保てる。消失した場合は、また書き足せば問題ない。
筆は極細で、ちょうどいい量のリキッドが自然に出てくるので、書きやすい。比較的すぐに乾くので、ラインを引き終わった後にくしゃみをしても大丈夫。色は、黒よりも自然に見えるBROWN BLACKが気に入っている。
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キャンメイク「クリーミータッチライナー」
気がつけば、キャンメイクのアイテムが1軍入りし続けている。「クリーミータッチライナー」は、下まぶたの目尻から1/3ほどの範囲に使っているアイテムだ。きわに細く線を引くと、自然に目の印象を強められる。使っているのは04番のガーネットバーガンディだ。
下まぶたは皮膚がやわらかいため、力を入れずにするっと線を引ける「クリーミータッチライナー」は最適なアイテムだ。涙で滲みやすい部分だが、色持ちがいいので助かっている。
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ウズ「モテマスカラ」
マスカラは、以前はデパコスを使っていた。ただ、滲まないようにウォータープルーフタイプを選んでいたので、クレンジングが大変だった。クレンジングのダメージでまつ毛がどんどん抜けるので困ってしまい、落としやすいマスカラを探していて出会ったのが、ウズの「モテマスカラ」だ。もう何度リピートしたことか。商品リニューアルの頻度が高い印象だが、リニューアルの度にパッケージが可愛くなって胸がときめく。
クレンジングクリームとお湯だけで、マスカラがするするっと落ちる体験は感動ものだ。簡単に落とせるのに、持ちはいい。汗をかいても滲まず、夜までしっかりまつげを伸ばして見せてくれる。長さもボリュームも出せるので、持っていると心強いマスカラだ。
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リップメイク
唇は、顔の中で最も、メイクによって印象を変えられるパーツだと思っている。そのため、リップの収集にはいちばん力を入れてきたと思う。とはいえ、いくらリップを持っていても唇はひとつしかないので、ほぼ使わないまま数年が経ってしまうものも多かった。もったいないので、今は同じような色味のリップをたくさん持たないように心がけ、また、使い心地がいいものを厳選して購入している。
レブロン「キス シュガー スクラブ」
毎日使うリップクリームとして重宝しているのが、レブロン(Revlon)の「キス シュガー スクラブ」だ。その名の通り、スクラブが入っているので唇の皮むけの対策になる。使っているのは111番のシュガーミントだ。
やや甘みのあるシュガースクラブは、洗い流す必要なし。夜に塗って寝ると、唇がしっとりして気持ちがいい。また、唇をしばらくこすりあわせていればつぶつぶ感が消えるので、朝のメイク時に、リップの下地としても問題なく使える。
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ケイト「リップモンスター」
ケイトの「リップモンスター」は、絶妙なくすみカラーがとても可愛い。カラーバリエーションが豊富で何色も買いたくなるが、似た色なのでぐっと我慢している。今使っているカラーは、14番の憧れの日光浴だ。
「リップモンスター」の特長のひとつは、その塗り心地だと思う。とろけるように唇に馴染み、潤いが加わる。発色もよく、食事をすると多少色落ちするものの、塗り心地がいいのでメイク直しすら楽しめるリップだ。
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3CE「STYLENANDA BLURRING LIQUID LIP」/「STYLENANDA VELVET LIP TINT」
3CE(スリーシーイー)の「STYLENANDA BLURRING LIQUID LIP」と「STYLENANDA VELVET LIP TINT」も、長く使用しているアイテムの一つだ。今年、韓国へ行ったときに、新たに6本も買い足してしまった。韓国コスメらしい、華やかでキュートな色合いがいい。つけると、唇が主役になる。
最大の特長は、色落ちしないことだ。食事をしても落ちず、夜までしっかり発色している。そのため、誰かとごはんを食べる予定がある日は、必ずこのアイテムを使っている。塗ると唇が少しかさつくのが玉に瑕なのだが、「リップモンスター」を塗った上に重ねると、乾燥をだいぶ抑えられる。
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その他のアイテム
もう1点、最近お迎えして感動に包まれたアイテムをご紹介したい。
コーセー「メイクキープミストEX+」
朝、「今日はばっちり仕上がった!」と思っても、夜にはよれよれになりがちなのがメイクの難しいところ。メイク直しをする時間すらない日には、目も当てられない顔になっている。そこへ、救世主のごとく現れたのがKOSE(コーセー)の「メイクキープミストEX+」だ。
朝、メイクが終わったら、5プッシュほど顔全体に吹きかけるだけ。これで、アイメイクもチークも、夜までしっかり発色し続ける。クレンジングのタイミングまで“ばっちり仕上がった”状態のままなので、毎回感動してしまう。丸一日外出する日には欠かさず使う、お守りのようなアイテムだ。
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メイク時間は“変身の時間”
お気に入りのコスメたちを目の前に並べると、朝のメイク時間は心浮き立つものになる。毎日のメイクが、億劫な時間ではなく、特別な“変身の時間”になる。
“1軍コスメ”は、理想の自分を叶えるための心強い味方だ。皆さんの場合は、どんなアイテムが1軍入りしているだろうか。