お役立ち家電「MIZUKI nu-no」で、家の中を丸洗いしたい

家をきれいに保つための家事は、億劫ではあるものの、終わらせてみると気持ちのよいものである。

床に落ちたホコリは、目に入る度に不愉快な気持ちになるし、布団やソファについているであろう見えない汚れも、意識し始めるとなんだか居心地が悪い。

どのように家の中を手入れしたら、もっと心地よく過ごせるだろうか。最近は、そんなことばかり考えている。

洗濯って気持ちいい

出典:PIXTA

洗濯が好きだ。脱いだ衣服には、目に見える汚れがついていることはほとんどない。でも、くたっとして、いかにも「汚れています」という雰囲気をまとっている。そんな服や、湿ったタオルなどを、ドラム式洗濯機の中にぽいぽいと放り込む。

乾燥まで終わったバスタオルは、ふわふわといい香り。衣服は、脱水してから浴室で干す。一着ずつハンガーにかけていく時間は意外と楽しい。さっぱりきれいになった、お気に入りの服たちが喜んでいるような気がして。

洗濯物が溜まっていない日は、何か他に洗えるものがないかと探してしまう。毎日洗うわけではないバスマットや枕カバー。犬のベッド。息子がよく口に入れている布のおもちゃ。汚れている、とは特段思っていなかったけれど、洗い終わるとやっぱり違う。きれいになった匂いがする。

洗いにくいもののこと

そうやって、よく家の中を見渡して、次に洗う布製品を探しているのだけれど、なかなか洗えないものもある。

たとえば、ソファのカバー。我が家のカバーはソファとは別売りだったので、外すことはできるはずだけれど、やり方がわからず、調べるのも面倒くさい。外せたとしても、乾燥機で乾燥していいのかよくわからない。大きすぎるので干す場所はない。

それから、ベビーベッド。うちで使っているベビーベッドはメッシュタイプで、あちこちに布が使われている。その布を、0歳の息子がとにかくよく舐める。噛む。どこもかしこもよだれでべちゃべちゃだ。あいにく、ベビーベッドから布部分だけを取り外して洗うことはできない。なので、除菌ウェットティッシュでこまめに拭いてはいるが、きれいになっているとは思えない。

そして、テント。一時期は毎週のようにキャンプに行っていた我が家。テントの床は出入りの際に入ってしまった砂や草でざらざらだ。夜には、犬がテントの中でうんちをする。相当汚れているとは思うのだけれど、お手入れ方法はこちらも除菌ウェットティッシュで拭くのみ。大型テントなので、金額を考えるとクリーニングにも出しづらい。

洗えない布製品を水で洗う「MIZUKI nu-no(ミズキ ヌーノ)」

出典:ハイアールジャパンセールス株式会社

洗いにくいものを洗いたい。そんなニーズに応えてくれる、お役立ち家電があるらしい。その名も、「MIZUKI nu-no(ミズキ ヌーノ)」。2025年9月に発売されたばかりだ。

布製品水洗い掃除機のMIZUKI nu-noは、水を噴射して汚れを浮かした上で、掃除機のようにブラシでかき出し、最大15,000Paの力で吸引してくれる。ソファはもちろん、洗濯機に入らないサイズのカーペットや、布部分を取り外しにくいベビーカー、車のシートにも使えるという。

汚れに応じて、3つの温度から洗浄方法を選べるのも便利だ。

“水モード”は、水に溶けやすい汚れを常温の水で洗浄してくれる。オレンジジュースやコーヒー、醤油など、飲み物や液体調味料をこぼしてしまったときに適したモードだ。また、ペットのおしっこ汚れにも効果があるという。ダイニングチェアのクッションやソファに、飲み物などを少しこぼしてしまうシーンはよくある。その度に洗濯をするのは大変だ。MIZUKI nu-noの電源を入れて少し動かすだけで汚れが落ちるというのは、とてもありがたい。

常温では落ちにくい、油溶性の汚れを温水で洗ってくれる“温水60℃モード”もある。油溶性の汚れというのは、たとえばケチャップや離乳食などだ。子どもは、口に含んだ離乳食を「ブーッ」とあちこちに噴射しがちだ。食事の度に洗濯機を回していたらきりがない。MIZUKI nu-noがあると思えば、少し気が楽だ。「いくらでも飛ばしていいよ」という心持ちにすらなるかもしれない。

最も高温のモードは“スチーム100℃モード“だ。ノズルから高温のスチームが出るので、ダニを殺す効果も期待できる。ペットのおしっこの臭いも、約99%脱臭できるという。なかなか乾きにくい犬用のベッドは、MIZUKI nu-noでお手入れすると楽そうだ。

さまざまな汚れを吸い込むことになるので、内部にそれらの汚れが溜まってしまわないかが気になるところだけれど、そこにも一工夫ある。ホース洗浄用ノズルがあり、ホースの内側をきれいな水で洗浄できるという。

もっと心地よく過ごす

出典:ハイアールジャパンセールス株式会社

布製品の汚れは、はっきりと目に見えないものも多い。だから、気付かないふりをして過ごしてしまいがちだ。

でも、頭のどこかでは、汚れが気にかかっている。なんとなく居心地が悪い。家の中で、ゆったりとくつろぎきれない。

そんなもやもやを解決してくれそうなMIZUKI nu-no。今、とても気になっている家電である。

東樹詩織

食や旅の領域でPR・ブランディングに携わる傍ら、執筆活動を行う。アートと本にのめり込み、「as human footprints」名義でZINE出版を開始。写真と動画の撮影・編集も。最近の関心事は、アジア各国のカルチャー、映画、海外文学、批評、3DCG、AI。キャンプ好きが高じて、東京↔︎信州・上田で2拠点生活中。