【カップ・オブ・エクセレンス編】1杯700円でもリピあり?カルディのドリップコーヒーを感性のままに飲み比べ#1

カルディのドリップコーヒーは、とにかく種類が豊富。季節限定のフレーバーもいろいろあるし、不定期で新作が登場するからそのたびに買ってしまう。

カルディ好き&コーヒー好きとしては制覇してみたいし、どういう味が「自分的に外れない」のかを探求して、お気に入りを見つけたい。

そこでシリーズごとに味レポをまとめながら、(ほぼ)全種類を飲み比べてみることにした(ほぼというのは、過去に登場したまま再販のない銘柄もきっとあるだろうから)。

まずは1杯300〜700円(税込)という、国際品評会で受賞歴のある銘柄を集めた「カップ・オブ・エクセレンス」をお試し。カルディのドリップコーヒーはだいたい140〜200円(税込)くらいなので、普通買うにはちょっとハードルが高い。果たしてそのお味は…?

わたしのこと

  • 年齢・性別:30代/女性
  • 職業:ライター/編集者
  • ライフスタイル:誰かと同居/インドア派/リモートワーク
  • コーヒーは深煎り派/普段は豆から全自動ミルでお手軽に/気分でドリップコーヒーもよく淹れる

カルディのお高めドリップコーヒー「カップ・オブ・エクセレンス」を飲み比べ

今回お試ししたのは、カルディの中でも1杯300〜700円(税込)というお高めラインのコーヒー。普通に買うには大変勇気がいったのでなにか口実がほしく、自分用の記録も兼ねて記事にまとめることにした。

日頃から販売されているわけではなさそうで、たまたま2025年の年末年始に店頭で見つけたもの。結論から言えば、再販があったらリピートしたい銘柄に出会えた。

せっかくなので、飲んだ時に浮かんだ情景やテンションが上がるかどうかなど、感性で言語化を試みてみる。飲み比べの比較項目はこんな感じ。

  • 苦味
  • コク
  • 酸味
  • 個性
  • 香り
  • テンション
  • イメージした情景
  • 飲みたいシーン
  • ペアリングしたいもの

主観なので、世の中の評価やパッケージの記載とはズレることもあるかもしれない。

ちなみに(浅い知識ではあるが)わたしのコーヒーの好みは深煎りのフルボディで、イタリアンローストと書いてあるものを優先して選ぶ。産地ではインドネシア・マンデリンや東ティモールを好んで買っているので、好みが近い方やそうでない方でも参考になればうれしい。

【13位】ペルー2024 ワルワヨック農園 ゲイシャ ウォッシュド

  • 商品名:【13位】カフェカルディドリップ ペルー2024 カップ・オブ・エクセレンス ワルワヨック農園 ゲイシャ ウォッシュド
  • 値段:300円(税込)

ペルーで開催された国際品評会で第13位入賞したコーヒーです。ピーチやローズヒップを思わせる瑞々しい風味と華やかな香りをお楽しみください。

  • 苦味:★★★★☆ ガツンと強め
  • コク:★★★☆☆ あるのにクリア
  • 酸味:★★★★★ しっかりある
  • 個性:★★★★★ バランスが独特で面白い
  • 香り:★★★★★ 華やかでフレッシュ
  • テンション:上がる
  • イメージした情景:
    • キリッと快晴の冬の朝、湖畔のコテージを出ると水面から空まで鮮明な青が広がる
  • 飲みたいシーン:
    • 連休初日の朝/気合いを入れたい時/どうにも気分が上がらない日/2日酔いの目覚ましとして
  • ペアリングしたいもの:
    • さっぱりマリネとラペのホットサンドイッチ

封を切った段階から華やかな香りが広がり、期待感が高まる。飲んでみると、想像していた味よりも苦味と酸味が同時にガツンと感じられた。

今まで飲んできたコーヒーはコク深いものほど落ち着いた風味が多かったけれど、こちらはまったく表情が違う。「瑞々しい」という表現がど真ん中にハマる。

しっかり酸味が効いていて、香りだけでなく舌でもちょっと酸っぱいと感じるくらいなのに、鼻に抜けていく風味の中に豊かなコクもある。

ちょっといいホテルのラウンジで出てきたらうれしいコーヒー。冷めてもおいしいし、なんならアイスコーヒーでも楽しめそう。個性に惹かれてまた飲んでみたくなった。

【10位】ブラジル2024 ヴァルジェム・アレグレ農園 イエローカツアイ62 ナチュラル

  • 商品名:【10位】カフェカルディドリップ ブラジル2024 カップ・オブ・エクセレンス ヴァルジェム・アレグレ農園 イエローカツアイ62 ナチュラル
  • 値段:399円(税込)

ブラジルで開催された国際品評会のナチュラル部門で第10位に入賞したコーヒーです。クランベリーやリンゴのような風味、甘い余韻をお楽しみください。

  • 苦味:★★★☆☆ 強すぎずほどよい
  • コク:★★★☆☆ ちょうどいいバランス
  • 酸味:★★★★☆ フルーツのようで角がない甘さ
  • 個性:★★★☆☆ 飲みやすくて毎日でもいい
  • 香り:★★★☆☆ やわらかい
  • テンション:フラット
  • イメージした情景:
    • 秋の午後、イチョウ並木を眺めながらカフェのテラス席でブランケットを膝にかけている
  • 飲みたいシーン:
    • 早上がりした平日/趣味の勉強をしながら/Vlogを眺めながら
  • ペアリングしたいもの:
    • かためのかぼちゃプリン/抹茶のチョコレート

酸味がありながらも強く主張しすぎず、バランスのとれた味わい。アロマっぽい甘さを感じる。「リンゴのよう」というパッケージの説明に納得。

角がなく落ち着いた雰囲気で、まろやかな口当たり。中庸という表現では個性がなく聞こえるかもしれないが、このフラットさが心地いい

毎日飲んでも飽きがこなそうだし、味わうたびに「今の自分」のテンションや心の位置を確認できるような、大人こそ楽しみたいコーヒーだと思う。

商品名の「ナチュラル」とは、果肉が付いたままの状態で乾燥させて作る製法のことらしい。フルーツのような風味はこれが由来なのかな。

【2位】メキシコ2024 サンタ・クルス農園 ゲイシャ ナチュラル

  • 商品名:【2位】カフェカルディドリップ メキシコ2024 サンタ・クルス農園 ゲイシャ ナチュラル
  • 値段:500円(税込)

メキシコで開催された国際品評会のナチュラル部門で第2位に入賞したコーヒーです。ストロベリーやライムを思わせる風味、紅茶のような香りをお楽しみください。

  • 苦味:★★☆☆☆ 軽めでティーライク
  • コク:★★☆☆☆ 飲みやすい
  • 酸味:★★★☆☆ 感じるがまろやか
  • 個性:★★☆☆☆ クセがなく上品な味わい
  • 香り:★★★☆☆ ほどよい
  • テンション:やや上がる/整う
  • イメージした情景:
    • 午前11時ごろ、日の当たる小道を歩いた先のちいさな広場に春の花々が咲いている
  • 飲みたいシーン:
    • 少し遅く起きた日の朝/ブランチの前/お散歩のおともに/ピクニックに持って行って
  • ペアリングしたいもの:
    • イチゴのフレッシュクリームサンド/シャキシャキ玉ネギのタコス/雑穀米ごはんの和食ワンプレート

パッケージ裏の説明文が的確。まさにフルーツのようなまろやかな酸味と、紅茶のような柔らかく軽い口当たりで飲みやすい1杯だった。

個性がないわけではないけれど、とにかくクセがなくてゴクゴク飲める。香りも強すぎないのに、飲み終わる頃には「リフレッシュできた感」があって満足。

今回は陶器のマグカップに淹れたけれど、、耐熱グラスの方がキャラクターに合っていてサマになるかも。

深煎り派としてはいつも選ぶ銘柄とは全然違う風味なのだけれど、お茶感覚で飲めるから、ストックの中にあると「今日は気分的にこれがいいな」と選ぶ日が普通にありそうだ。

【1位】コスタリカ2024 サンタ・テレサ農園 ゲイシャ ウォッシュド

  • 商品名:【1位】カフェカルディドリップ コスタリカ2024 サンタ・テレサ農園 ゲイシャ ウォッシュド
  • 値段:700円(税込)

コスタリカで開催された国際品評会のウォッシュド部門で第1位に輝いたコーヒーです。りんごやピーチを思わせる瑞々しい風味、ジャスミンのような華やかな香りをお楽しみください。

  • 苦味:★☆☆☆☆ ほとんど感じない
  • コク:★☆☆☆☆ 透明感がある
  • 酸味:★★☆☆☆ かなりフレッシュ
  • 個性:★★★★☆ キャラクターがはっきり
  • 香り:★★★★☆ 華やかに広がる
  • テンション:上がる
  • イメージした情景:快晴の高速道路、目の前いっぱいに広がる障害物のない空に向かって直線コースのドライブ
  • 飲みたいシーン:朝、目覚めの1杯/ドライブのおともに
  • ペアリングしたいもの:トマト系のパスタ/サーモンサラダ

ウォッシュド製法で作られたコーヒーは、クリアな香りが特徴。その部門第1位とあって、スッキリ感が強く瑞々しい風味が広がる。

苦味はほぼ感じず、酸味もキツくなくむしろフレッシュさが強調されていて飲みやすい。爽やかな気分で1日を始めたいときに選ぶならこの銘柄がぴったりだと思う。

なお「ジャスミンのような」という説明文の通り、ジャスミンが苦手な同居人に飲んでもらうと「あまり好みではない」という感想だった(2位の銘柄が好きみたい)。

人によって評価がかなり分かれそうなので、「700円出すか?」の評価は難しいが、わたしはジャスミンティーも好きなので、最後まで香りを楽しみながらおいしくいただけた

総評:リピートするならどれ?

4種類を飲み比べてみて、個人的にストックしておきたくなったリピ買い1位は…。

「【13位】カフェカルディドリップ ペルー2024 カップ・オブ・エクセレンス ワルワヨック農園 ゲイシャ ウォッシュド」!意外と13位がいちばん好みという結果に。

最初に飲んだことも影響しているかもしれないが、「ドリップコーヒーでこんなに個性があっておいしいんだ」という印象が強かった。

次点は「【2位】カフェカルディドリップ メキシコ2024 サンタ・クルス農園 ゲイシャ ナチュラル」。先ほどのワルワヨック農園とはまったく違った表情で、お茶感覚で飲めるコーヒーというのが新鮮

合わせたい食べ物も全く違うので、その日の気分やシーンに細かく対応できるようにしておきたいわたしとしては、ぜひこちらもリピートしてみたい。でも500円(税込)だから、現実的にはごほうび用かな。再販されたらギフトにもいいかも。

【余談】カルディ「スタッキングマグカップ」の使い心地

光とカメラのフィルターでブラウンっぽい写りになっている。
  • 商品名:スタッキングマグカップ コーヒーブラック 1個
  • 値段:1,100円(税込)
  • 満水時容量:約250ml
  • 商品サイズ(約):直径7.5cm×高さ7.5cm
  • 材質・素材:陶器
  • 製造国:日本

ちなみにコーヒーを淹れるマグカップも、カルディの店舗で調達したもの。

公式オンラインストアで見ると在庫があったりなかったり、時期によって復活するのかもしれない(店頭では「ラテホワイト」の色が再入荷待ちになっていた)。

積み重ねて収納できるマグカップで、サイズは一般的なものより少しコンパクト。容量約250mlだとコーヒー党には正直ちょっと物足りない感があるのだが、カフェインを摂りすぎたくない人にはいいのかも。

ちなみに今回試したドリップコーヒーの抽出量の目安は約140mlなので、なみなみ注がないくらいがちょうどいいようだ。

薄めに淹れるよりしっかり味わったほうがいいのはわかる。でも、もっと飲みたい気もする。そんなジレンマはありつつ、カップ自体は陶器の質感がおしゃれで見た目にも気分が上がるデザインだった。

【進捗】カルディのドリップコーヒー(ほぼ)全種類制覇の道

カルディのドリップコーヒーを片っ端から試す道のりは、まだ今回で始まったばかり。

今後は「定番編」「変わり種フレーバー編」「季節限定・イベント編」「国・産地編」などを随時発信していきたい。

なんだかアドベントカレンダーを開封している気分。カルディのコーヒーは、楽しみ方次第で日々のちょっとしたエンタメにできる。次はどんな味に出会えるのか、いまからワクワクしている。

織詠 夏葉

おりえ なつは。暮らしのメディア、おでかけメディアにてライターを務める。約3年間エディターやコンテンツディレクターとして稼働し、個人でも執筆活動を開始。映画や音楽、ファッション、雑貨、香水、推し活などに広く浅く興味津々。