僕は、2023年7月に結婚した。
この記事を書いているのは2022年の2月。
つまり、すでに半年以上も経っている。時の流れは早いものだ。
そんな今、友達や仕事関係の人からよく聞かれるのが「結婚してから何か変わった?」という質問。
この問いかけ、実はSNS上でもたびたび話題になっているのを見かける。
「結婚は人生の墓場」なんていう意見も出るほどには、特にネガティブな内容が多くバズっている印象がある。
けれど、僕の答えはこうだ。
「ポジティブな意味で変わった」と。
この記事で詳しく紹介するので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しい。
結婚してから変わった5つのこと
結婚してから、以下の5つが変わったと感じている。
- 遠出が減り、近場のお出かけが増えた
- 大きい額の散財が減った
- 自分たちへのプチごほうびが増えた
- 家にいる時間が増えた
- 動画や映画に詳しくなった
1.遠出が減り、近場のお出かけが増えた
以前「北海道一周の記事」を公開するほど、僕は大の旅行好き人間。
特に車旅が大好きで、住んでいる関西地方を出ることもしばしば。
友だちとツーリングに行くことも多く、年間2万キロ以上走っていた時期もある。
そんな僕だが、結婚してからは関西地方を滅多に出なくなった。
例外は新婚旅行で行った箱根と、四国へ「うどんと鯛めしのくいだおれ旅」の2回だけ。
カメラが共通の趣味だから、今でも写真を撮りに出かけることはあるけれど、独身時代は毎週行っていたのが「月に1回あるかないか」になった。
2.大きい額の散財が減った
車・旅行・カメラときたら「お金のかかる趣味」のオンパレード。
独身のころは趣味を極めるためにも、結構な額を使っていたものだ。
一方で、結婚してからは趣味に関する新しいものをほとんど買っていない。
欲しいものはあるけれど、将来のことを考えるとブレーキがかかるようになった。
これが「家庭を持つ」ということなのかもしれない。
今以上に稼げるようになったら、そのときは自分へのごほうびを買おう。
3.自分たちへのプチごほうびが増えた
その代わりとでも言うべきか、「自分たちへのちょっとしたごほうび」が増えた。
- コンビニスイーツ
- ウーバーイーツ
- 年に2回の焼肉
趣味のような「自分のための投資」が「ふたりの時間への投資」に変わったからだろう。
「追い求めてた理想」以上に「今ある時間の楽しみ」を大切にしたくなったのもあると思う。
4.家にいる時間が増えた
独身のときより、家にいる時間が多くなった。
そう聞くと、こんなふうにネガティブに感じる人もいるかもしれない。
- 飲みに行くお小遣いがなくなったからでは?
- ひとりで自由に動けなくなったからでは?
僕の場合は違う。
「昔より家にいる時間が好きになった」のだ。
家でコーヒーを飲みながら、のんびりする。
こういった時間がお気に入りになったのも、結婚して家での楽しみが増えたからだろう。
5.動画や映画に詳しくなった
そんな「家にいる時間」で何をするかと聞かれたら、動画や映画を観ることが多い。
今まで映画をほとんど観なかったのに、「ハリーポッター」を観たし
YouTuberの動画も観なかったのに、妻と一緒に好きになった配信者がいる。
加えて、映画や動画での気づきを仕事にも活かせているから驚きだ。
具体的には、X(旧Twitter)でストーリーポストを書くとき。
「ここで終わったら続きを見たくなりそう」などを考えるようになった。
余談だが、今は「名探偵コナン」を第1話から観ている。
1,000話以上の果てしない旅だが、妻と毎日の楽しみになっている。
楽しい結婚生活のために心がけている3つのこと
「結婚してからポジティブな意味で変わった」というものの、何もせずに過ごしただけで楽しくなるとは限らない。
ささいなすれ違いがきっかけで険悪ムードになり、最悪な結末を迎えることもあるだろう。
そうならないために、僕たちが心がけていることを3つ紹介したい。
- できるだけ時短家電を使う
- 家に入れるお金を多めにする
- お互いの時間を作る
1.できるだけ時短家電を使う
まだまだ「家事は自分たちの手でやるもの」という考えもあるかもしれないが、僕は時短家電をどんどん取り入れていいと思っている。
「家事の負担」がケンカのきっかけになるという声をよく聞くから。
どれだけ家事を分担していても、共働きならそれぞれに忙しい時期もあるし、体調が悪い日もある。
そんなときに家事が溜まり、イライラしてケンカになる。
だったら、そもそもの家事の量を減らすのはどうだろうか?
- ロボット掃除機
- ドラム式洗濯機
- 食洗機
ひとつでもいいので、取り入れてみてはどうだろう。
お金はかかるが、“楽さ”と”時間の余裕”、そして”夫婦仲のよさ”が手に入ると考えたら安い買い物だ。
当メディア内で、「これらの時短家電を選んだきっかけ」についての記事も更新していく予定なので、楽しみにしてもらえたら嬉しい。
2.家に入れるお金を多めにする
夫が不満に感じやすいのは「お小遣い制」ではないだろうか。
少なくとも、僕の父親はいつもピリピリしていた。
それだったら「家に入れるお金を多めにする」ほうが、僕はいいと思う。
家賃や光熱費を計算し、貯金分も合わせて支払額を決めてしまうのだ。
「余った分は自由に使える」となれば、不満も抑えられるだろう。
それでも足りなければ「副業しよう」と思うかもしれない。
加えて、光熱費の額は夏・冬を基準に決めると、冷暖房をつけない春・秋はだいたい余るのでおすすめだ。
我が家の場合だが、光熱費の差額だけで月1万円近く貯金できている。
3.お互いの時間を作る
「家にふたりでいる時間が増えた」とはいえど、ずっと一緒にいたらしんどくなるものだ。
「ヤマアラシのジレンマ」という言葉が、まさにぴったり当てはまる。
ヤマアラシのジレンマとは、人間同士が互いに仲良くなろうと心の距離を近づけるほど、互いに傷付けあって一定距離以上は近付けない心理を指します。
引用元:日本経営心理士協会
夫婦関係も同じで、お互いの時間を作るのが大切なんじゃないかなと思う。
- ひとりでカフェに行く
- 学生時代の友だちに会う
- 趣味のイベントに行く
こうした時間があってこそ、ふたりの時間がより愛おしく思えるのだろう。
結婚してからポジティブな変化もたくさんある
何かとネガティブな声が耳に入る結婚生活だが、そうではない人もいることが伝わっただろうか。
趣味にかけられるお金が減ったり、飲みに行く機会が減ったりするから、人によっては「楽しみを奪われた」と見えるのかもしれない。
ただ、「奪われた」んじゃなく「楽しみ方が変わった」んじゃないかと僕は思う。
そしてこの変化を受け入れ、好きになれたら「ポジティブな意味で変わった」と感じられるだろう。
この記事が、結婚による変化を前向きに捉えられるヒントになったら嬉しい。