“香り”だけでボディソープを選んだ話

みなさんは、ボディソープって何を基準に選んでいますか?
あ、せっけん派を貫いている人もいますよね?それはなぜですか?

今回はボディソープを購入したときのわたしの気持ちを掘り下げてみました。

こんなちょっとした出来事もよくよく考えるといろんな気持ちが隠れているみたい!

わたしのこと

  • 年齢:44歳
  • 性別:女性
  • 職業:会社経営、クリエイティブディレクター、Sense of…編集長
  • ライフスタイル:シェアハウス在住、とにかく座り仕事、感覚過敏、お酒が好きです

そもそもボディソープって意外と減らなくない?

思えばギフトでいただくことも多くて、長らくボディソープを自分で買っていなかった。

おかげさまで、香りまでおしゃれな「MARKS&WEB」とか「WELEDA」あたりを順繰りに使っていた。友人からの贈り物で贅沢なお風呂タイムを楽しんでいたのだ。

そもそも、ボディソープってそんなに減らない。
乾燥肌傾向のわたしは、冬場なんかだと毎回はボディソープを使わない。保湿成分入りのものがあることはもちろん知っているけど、それでも身体の油分を根こそぎ持っていかれる気がして尻込みしてしまう。

スポンジでゴシゴシ洗うようなこともしない。
泡立てボールで泡立てたら、首まわりから耳の後ろ、脇の下、足の付け根と膝の裏、足の先だけていねいに。それ以外はなんだか素通り。砂や土にまみれて遊ぶようなことも、もうほとんどないしね。

30代の入り口くらいの頃に、美容師の友人から「キミは髪を洗いすぎ!」と言われたことがあった。この頃は髪質の変化に戸惑っていて、乾燥フケに悩んだり、身に覚えのない“うねり”の出現に慄いたりしていた。

加齢で疲れやすくなった頭皮を洗いすぎによってさらに痛めつけていた可能性すらあって、(そっか、自分に合う洗い方ってあるんだな…)と学んだのだった。

そんなこともあって、わたしは身体を洗うのもやや保守的。ボディソープはあまり減らないのである。

そして、久しぶりにボディソープを自分で買った

いただき物のボディソープも切れかけて、(贅沢お風呂タイムもそろそろ終了かぁ…)なんて思いながら、近所のドラッグストアをゆるゆる歩いていると、ボディソープ売り場に見慣れたパッケージを発見した。

(ん?おやすみ前でおなじみのあのクナイプ?ん!?ボディソープ??)

あしたの出先でコスキチか無印良品あたりに寄り道するかな~なんて思っていたら、出会っちゃった!一気に大本命のお出ましだよーーー

クナイプ 泡ボディウォッシュ グーテナハト ホップ&バレリアンの香り

このクナイプのグーテナハトシリーズはバスソルトが有名ですよね。
ハンドクリーム・ボディクリームも持っているけど、ボディソープまで登場していたとは!

感覚過敏傾向で苦手な香りから具合が悪くなることもあるから、香りのセレクトは重要。

女性人気ナンバーワン!とよく言われるローズは苦手だけど、ローズ系に分類されるゼラニウムは好き…みたいなわたしのわがままノーズもグーテナハトシリーズは心落ち着く香りなのです。

とはいえ、「ホップ&バレリアン」と言われてもピンとはこないけど(笑)。

しかも、泡で出るタイプだから泡立てボールまで卒業できちゃいそうなのも、地味にうれしい!

ドラッグストアのお買い物も捨てたもんじゃない。
自分の感性の赴くままに“好き”アンテナを張り巡らせておけば、こういう出会いってもっともっと増えていくのかもしれないね。

伏見 香代子

「Sense of…」編集長/聞き手クリエイション責任者/1979年、東京都生まれ。文学少女からコギャルを経て、広義の編集者に。WEBコンテンツ&クリエイティブ、マーケティングに関わることそろそろ四半世紀。好きな映画は「カラー・オブ・ハート」って答えることにしている。感性至上主義。