なんだかんだ、メリークリスマス!【今週の選択肢 #5】

2024年がやってきました。
あけましておめでとうございます。

新年早々から胸が痛む出来事に見舞われていますが、こんなときだからこそ人の心のうちに秘める感情そのものについて考えています。すべての人が自分らしさを失わずに済むように、できる人ができることで手を差し伸べ合うことも感性あってこそなんじゃないかなぁ…なんて。

年が明けましたが、この記事ではまだ2023年。

編集長ふしみがクリスマスウィークに選んだ「今週の選択肢」をお届けします。

誰かのサンタクロースになりたくて(12月23日18時16分)

きっかけは、前日の夜に目にしたX(旧Twitter)のこのツリー

このおばあちゃまのようにわたしもサンタになりたい!
そう思って、近隣の「ブックサンタ」対象店舗を訪ねました。

ポスター発見!

クリスマス前の週末とあって、書店もそこそこの混雑具合。人の合間を縫いながら絵本売り場へ。
売り場に並ぶ鮮やかな絵本を見ていると文学少女だった幼きわたしが降りてくる。あんな本もこんな本も読んでみたい!そんな気持ちがよみがえる。

おもちゃの類はあまり買ってもらえなかったけど、本であればと買い与えられた。共働きの両親に構ってもらえなかった幼きわたしが親に甘えられる数少ない瞬間は書店にあったから。

作:フローレンス・スロボドキン/絵:ルイス・スロボドキン/訳:三原泉
『てぶくろがいっぱい』(偕成社)

選んだのはこちらの一冊、『てぶくろがいっぱい』

しっかりストーリーがあって、寒い冬でも人のやさしさに触れられるようなほっこりしたものを選んだつもり。知らない本好きのおチビちゃんにこの本が届くことを思うと、心のはじっこがジーンとした。クリスマスが誰にでもうれしい行事でありますようにと願ってしまう。

レジ担当のスタッフさんに「ブックサンタでお願いします」と声をかける。彼女はハッとした表情をして、とても丁寧に絵本を預かってくれた。

「書店員さんって本当に本が好きな人が多いから好きよ~~~」と心の中で叫ぶ。

リーフレットとステッカーをもらったよ。

とあるおばあちゃまのエピソードに導かれて、わたしもサンタクロースになれちゃった!
来年よければ、「あなたも誰かのサンタクロース」になってみませんか?

わたし的ナンバーワンクッキー缶(12月24日15時15分)

ご縁あって、チョコレートブランド「Minimal(ミニマル)」のクラウドファンディングを応援していました。

脅威の達成率759%!!!もう、はじまる前から期待がスゴい、スゴすぎる。

そしてある日、リターンの「Minimal体験セット」がわたしにも届いて、クリスマスイブのとっておきおやつにクッキー缶を開封しました!

クリスマスプレゼント、For Me ~♪

祖師ヶ谷大蔵店限定という「クッキー缶」。配送はMakuakeのみ。

わーーーー!!!
缶を開けた瞬間にふわっとチョコが薫って、これはもう万人がすぐに手を伸ばしたくなってしまうやつ。

濃いめのコーヒーに合わせる、ふしみのお気に入り3種はこちら。

左からクッキーサンド、カカオニブフロランタン、カカオニブスナック

クッキー缶って、そもそもからして夢が詰まっているといっても過言ではない存在だと思うんだけど、もうこれ、もはや夢じゃん!ぜんぶおいしい。そりゃあ、捨て味なんてないだろうけど、風味や後味、食感までが優秀バリエーションすぎて、語彙力喪失。…とかなんとか言ってる間に次の手が伸びる。

くちどけほろりからサクッと食感、ザクザク食感、サクサク食感。鼻から抜ける薫りや味わい、個性豊かすぎるんだってば!

わたし的ナンバーワンクッキー缶は、「Minimal」祖師ヶ谷大蔵限定のこのコに決定!

Minimalさんはパッケージもスタイリッシュでギフトにもおすすめ。
季節限定も心が弾むラインナップなので、要チェックですよー

面倒なのに、チキンを焼く(12月24日17時35分)

さっきからクリスマスにいろいろこじつけてるけど、まったくもって平時な我が家。リースのひとつも飾っておりません。
しかも、年末年始休業を長めに設定してしまったこともあり、仕事もちっとも終わらない…。

さぁ、どうする!クリスマスディナー!!
いや、まったくの平時なのに、なんでクリスマスディナーとか言ってんだ?そもそもそんなこと思うなら最初から予定しとけ?そんな心の声が聞こえてくる。もちろん、わたしの声で。

でも、前の日も外食してしまったし、連日外食となるとなんだか気が引ける。
…じゃあ、まぁおうちごはんか?となり、外出中のオットにクリスマスケーキの手配を託して、わたしは仕事を切り上げスーパーへ。

売り場はすっかりクリスマスムード。
いつもはあまり見ない骨付き鶏もも肉もたっぷりスペースをとられて陳列されている。

残り少なくなっていた2本パックを死守して(4本パックはまだたくさんあった)、あとはパーティー仕様の海鮮ちらし寿司とサラダ用の野菜、常備している食材をいくつか買っていそいそと帰宅。

そう、イベント感に触れたらちょっとだけテンションが上がる単純なわたし

ジュージュー!おいしそうな飴色~

フォークで数か所穴をあけたら、塩こしょうとおろしにんにく・おろししょうがで薄く下味をつけて、皮目からじっくり。

調味タレはほぼほぼ照り焼きベース(酒・しょうゆ・みりん)なんだけど、洋風に仕立てるならバルサミコ酢をプラスするのがおすすめ。あとはブルーベリーとかいちじくのジャムなんかも◎
この日ははちみつもほんの少し加えたよ。

自家製パーティーメニューを並べるほどの元気はなかったけど、チキンを焼くくらいなら!
それでちょっと特別感が出るなら、作ってよかったな…と思うなど。

買ってあったワインを開けて、けっきょくちゃんとケーキも食べて、それなりのクリスマス気分を味わったのでした。

Merry Christmas is Over…!!

伏見 香代子

「Sense of…」編集長/聞き手クリエイション責任者/1979年、東京都生まれ。文学少女からコギャルを経て、広義の編集者に。WEBコンテンツ&クリエイティブ、マーケティングに関わることそろそろ四半世紀。好きな映画は「カラー・オブ・ハート」って答えることにしている。感性至上主義。