皆様、初めまして。
関東で活動しております音楽ユニット「鼻ホームランの森」のギターボーカル、山下健太と申します。この度、ご縁があってこちらの媒体に寄稿する機会を頂きました。
自己紹介
まずは、自己紹介をさせて頂きますね。
僕は今、埼玉県三郷市で暮らしています。年齢は41歳。妻がいます。子どもはいません。
富山県で生まれ育ちました。兄弟無し。
中学3年生の時に、大好きだった担任の先生にもらったビートルズのテープがきっかけでギターを始めました。 高校時代にミッシェルガンエレファントに衝撃を受けて、東京で音楽をやりたいと思い上京(正確には上埼。ひとまず埼玉県にある大学に行く事を口実に富山を離れました)。
若かりし頃は、服を纏わず演奏するような過激なバンドをやっていたものの、20代半ば頃の劇的な大失恋をきっかけに、本来の自分の人間性に則した歌を歌うようになりました。
自分の歌を歌い始めてから約16年。今までに、4枚のフルアルバムを制作し、全国流通やサブスクでのリリースを行った作品もあります。大学卒業後から、3年程前までは中央線界隈で暮らしており、阿佐ヶ谷→高円寺→吉祥寺→井の頭で暮らしました。今も井の頭公園が大好きで、井の頭アートマーケッツという団体に所属し、井の頭公園でライブを行ったりもしています。
寄稿に至った経緯(編集長と、わたし)
編集長のかよこさんとは、僕が20代の頃に通っていた高円寺のラテンバー、カチャオというお店で知り合いました。今はもう無いお店なのですが、お店の景色が今でも鮮明に焼き付いて、とても大切な思い出になってます。
たしか、先述の劇的な大失恋をした年の年末にオープンしたお店でした。
当時は、人恋しくてしょうがなくて、出会いを求めて色んな酒場で飲み歩いていました。
お酒を飲んでいたので、当時どんな話をしていたか、具体的な内容の記憶は抜け落ちているのですが、かよこさんとお喋りした時にとても楽しかった事や、明るいお声や笑顔をはっきりと覚えています。
頻繁にお店でお会いしていた時からはおそらく15年近く経過しており、対面でお会いする事は無くなったのですが、今もX(旧Twitter)で繋がっていて日頃からポストを拝見してます。
先日、かよこさんが「私は人望がない」といった事をポストされてのをお見かけした際に、僕は「絶対にそんな事ないだろうなぁ(かよこさんの情熱やあれやこれやは、人を惹きつけるに違いない、とにかく自分は惹きつけられている)」と思ってリプライしたところからやりとりが生じて、とても不思議な流れで今回の寄稿の話に至りました。
自分はライター経験ゼロで、文章を書くのはど素人なのですが、こちらのメディアのaboutを読んで、シンパシーというか、今の自分に強くリンクするものを感じて、何か書いてみたいと思いました。
「幸せのかたち」
かよこさんとやりとりが生じた時にちょうど作っていた最新曲が、「幸せのかたち」という曲です。
ある日ふと、自分が仕事をしている時に奥さんの寝顔が視界に入ってきて、その時に何故か「幸せのかたち」という言葉が頭に浮かびました。
何故かは分からないのですが、その言葉を元に曲が作れるような気がして、作り始めたら自分にとって、とても大切な曲が出来ました。この曲はもしかしたら、こちらのメディアを構成する一部として、仲間に入れていただける可能性を秘めているのではないか。という非常に図々しい思いが湧いてしまい、今こちらに歌詞を記載してみたいと思います。
「幸せのかたち」
ひとたちの営み 暮らしの風景
おはよう 晴れたね
いただきます 今日も美味しいね
愛してるよ 愛してるよ
さよなら またね ごきげんよう
さよなら ありがとう幸せの形は君だけのもの
心とともにある君だけのもの刻まれた痛みの
しるしのような点と点が
夜空に瞬く星座のように
形を描いてる
例えばそれが君の心の輪郭さ
線を超えて広がる世界
とめどなく愛しい風景幸せの形は僕だけのもの
心とともにある僕だけのもの
幸せの形は君だけのもの
心だけが描ける君だけのものふと訪れるその時に
感じる事があるよ
目を閉じて 感じて
飛び越えて 包まれる時がくるよ くるよ幸せの形は僕だけのもの
心とともにある僕だけのもの
幸せの形は君だけのもの
心だけが描ける君だけのもの二人の幸せが重なるところ
鼻ホームランの森「幸せのかたち」
想像を超えた景色が広がる
僕らの幸せが繋がるところ
想像を超えた世界が広がる
抽象的で、整理がついてない部分もありますが、自分が思う「幸せのかたち」を言葉にしてみたものです。
本当は、この曲に込めた思いを説明する文章も書こうと思っていたのですが、前置きが長くなり過ぎた事もあり、今回はここまでとさせて頂こうかと思います。いつかどこかで、この曲を聴いてみて頂けたら嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ごきげんよう。