偏愛が止まらない、サングラスとその向こうのキャラたち【わたしのSWEETなもの】

「これ好き!」と思うトリガーって、意外なところにあったりする。

わたしの中でそのひとつが、サングラスというアイテム。モノとしても好きで集めているし、普段はアンテナやセンサーが向いていなかったキャラクターでも、サングラスを装着しているだけで「え、好きかも」になる。

なんでこんなにもサングラスに惹かれるんだろう?今までは理由をはっきり深掘りせず「なんとなくそういうもの」で流してきたから、ここで一度“好き”の解像度を上げてみたい

わたしのこと

  • 年齢・性別:30代/女性
  • 職業:ライター/編集者
  • ライフスタイル:誰かと同居/インドア派/リモートワーク
  • キャラものに目がない/雑貨集めが好き/おひとりさま行動多め

サングラスをかけているだけで、そのキャラを好きになる魔法

撮影:織詠 夏葉
©️ ’24 SANRIO Ⓛ S/T
©️ 2025 peanuts Worldwide LLC

以前記事にもしたのだが、わたしはサングラスをかけているキャラクターが好き

出典:株式会社グローバルプロダクトプランニング
©️2025 Peanuts Worldwide LLC

このときはまだ細部まで言語化するよりも感覚で捉えていたから、思い当たる理由といえば「おしゃれ」「海外セレブっぽい」「大人びててチルい」など。

改めて考えてみると多分、そのビジュアルから醸し出されるどこか余裕で自分軸のある雰囲気が、自由な生き方そのものに見えて心地いいのだと思う。

たとえるなら平日の昼間。普通に働いていたら無理そうな中途半端な時間に、街角のカフェのテラス席で愛犬を連れてコーヒータイムを過ごしている人…みたいな感じ?(その人だって別の日に働いているかもしれないけれど…)

サングラスをするだけで、世の中と少しだけ距離をとれる。わたしがサングラスをかける瞬間というのも、視界のごちゃつきや日差しなどのダメージから“1枚バリアを張りたいとき”だ。

ということは、普段のわたしはもしかしたら、人目を気にしすぎてしまったり気を使いすぎてしまったりしているのかな。だからこそ、何にもペースを預けずに堂々と存在しているキャラたちに、憧れのようなものを感じるのかもしれない。

出典:株式会社インターメスティック
©️ 2025 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L661071

なぜサングラス自体に惹かれるのか考える

撮影:織詠 夏葉

じゃあ、サングラス自体に魅力を感じるのはなぜだろう?

これも過去に一度考えてみたけれど、改めてまとめ直すと、こんな理由が挙げられそう。

見た目の理由

  • シンプルに見た目がお洒落
  • スタイリッシュでカッコいい
  • かけるだけで海外ファッション風のこなれ感が出る
  • “リラックス感”や“チルな雰囲気”が演出できる
  • 写真を撮る時に盛れる

実用的な理由

  • ノーメイクの日でも目元を隠せる(おでかけのハードルが下がる)
  • 他人の視線を遮って心にバリアを張れる
  • まぶしさや視界のごちゃつきから守ってくれる
  • 長時間移動ではアイマスク代わりに使えて便利

まとめると、わたしにとっては「見た目と心に“強さ”をオンできる」ことや、「刺激になるものから視界を遮れる」のがポイントらしい。

時にはサングラス+キャップ+マスクでちょっと怪しい姿になることもあるけれど、サングラスをしている自分は結構、好きになれているかもしれない

“ひとめ惚れ”したサングラス姿のキャラたち

せっかくなので、サングラス姿にひとめ惚れしたわたしの“偏愛キャラ”も紹介する。

サンリオのアイシナモロール(シナモン)

撮影:織詠 夏葉
©️ ’24 SANRIO Ⓛ S/T
©️ 2025 SANRIO CO., LTD. Sanrio/TBS TOKYO,JAPAN ⓗ

以前に記事を書いたサンリオのキャラクター、アイシナモロール(I.CINNAMOROLL)

シナモロールのシナモンとは別の世界線で生きる、いわば“もう1人のシナモン”も、サングラス姿のルックがある

なんともいえないゆるさに、“ご自愛”マインドを備えたアイシナくんの決め台詞は、「(自分のこと、もっと)あいしな?」

彼がサングラスをかける瞬間といえば、ホテルビュッフェに“おひとりさま”で挑むときや、ハワイ旅行で飛行機を降りた後など。楽しみに向けてガッツリ気合を入れるけれど、どこかで気負いすぎないその姿に、わたしはすっかり共感しているのかも。

ピーナッツのジョークール(スヌーピー)

撮影:織詠 夏葉 ©️ 2025 peanuts Worldwide LLC

スヌーピーでおなじみのPEANUTSにも、サングラス姿のキャラがいる。彼はジョー・クールという名前だけれど、実は大学生に扮したスヌーピー本人なのだそう。

別人だと思い込んでいたわたしは衝撃だったけれど、ますます彼のことが気になるように。洒落感のあるイラストやグッズ展開には大人っぽさと絶妙なゆるさが共存していて、見るたびになんだか肩の力が抜ける気がする。

サングラスの奥の本音。

そういえば、アイシナモロールもジョー・クールも、“自分とは少し違うけれど、もう1人の自分”という立ち位置じゃない?

わたしがサングラスを好むのは、そしてサングラスをかけたキャラについ惹かれてしまうのは、別の自分の顔を纏いたい願望を刺激されるから、だったりもして…?

まったく別のキャラクター同士から、思わぬ共通点。自分の心が、サングラスの奥からほんの少し覗いた気がした。

キャラ×好きなモチーフの“掛け算”に今後も注目

好きなキャラクターと、好きなモチーフの組み合わせってたまらない。もともと好きな“概念”同士のコラボレーションときたら、すかさずグッズを集めたくなる。

今回深掘りしたサングラスもそうだし、別の記事で語っているようなダイナーモチーフも大好きだ。

自分の好きなもので身の回りを埋めていくと、そこが安全基地になる気がする。これからも自分だけの“偏愛”を追いながら、新たな情報をキャッチしたら発信していきたい。

©️Disney ©️’24 SANRIO. Co., LTD. ©️2019 Pokémon/Nintendo/Creatures/GAME FREAK. Designed by nagano ©️n / cc ©️TM & WEBEI. (s24) ©️2021 Peanuts Worldwide LLC ©️2021 Yu Nagata

織詠 夏葉

おりえ なつは。暮らしのメディア、おでかけメディアにてライターを務める。約3年間エディターやコンテンツディレクターとして稼働し、個人でも執筆活動を開始。映画や音楽、ファッション、雑貨、香水、推し活などに広く浅く興味津々。