最近、海外ファッションやSNSのコーデ紹介でよく見かける“バッグチャームじゃらづけ”。
手持ちのバッグに、チャームやぬいぐるみマスコットを90年代・00年代の女子高生のようにたくさんつけるスタイルだ。
バランス感覚が絶妙でやたらと目を奪われるし、とにかくかわいい!
いざ自分でも試してみたら、思っていた以上にテンションが上がる。でも、なんでこれが今になってまた流行っているんだろう?
わたしが“じゃらづけ”に惹かれた理由と気分の変化、実際やってみて見えてきたお洒落のポイントをまとめてみた。
学生時代の“キラキラ文化”への憧れ

じゃらづけしたくなった理由を考えると、どこか懐かしい記憶にたどり着く。学生時代、いわゆる“一軍女子”のギャルたちが、スクールバッグや携帯電話にストラップをたくさんつけていた情景だ。
当時も今も一軍に混ざれない系・根っからのオタク気質のわたしからすると、彼女たちの賑やかしさやパワフルさは、眩しくてちょっと(いやめちゃくちゃ)うらやましい。
以前記事にもしたが、わたしは大人になってから積極的にキャラクターものを愛でるようになった。自由でまっすぐな「かわいい」が心のお守りになることを、当時女子高生だったわたしよりも、今のわたしの方がよく知っている。
今なら、素直にキラキラを取り入れる自分を楽しめる気がした。

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©️Disney ©️’24 SANRIO. Co., LTD. ©️2019 Pokémon/Nintendo/Creatures/GAME FREAK. Designed by nagano ©️n / cc ©️TM & WEBEI. (s24) ©️2021 Peanuts Worldwide LLC ©️2021 Yu Nagata
かわいいには、計算がいる。実際にじゃらづけしてわかった見映えポイント

©️’24 SANRIO Ⓛ
ダイソーのマイメロディチャーム+Temuで買ったチャーム
実際に手持ちのバッグにチャームをつけてみる。最初はただ並べてみただけだったけれど、かわいく見えるコツが少しずつ掴めてきた。
- 同じ系統の色でそろえる
- センスがなくても全体がそれっぽくまとまる!
 
 - 大小のチャームを組み合わせる
- “計算されたごちゃつき感”にはバランスが大事!
 
 - キャラもののマスコットはやっぱり正義
- アクセントになる主役級の存在で世界観を演出!
 
 
完成して眺めてみると、バッグそのものの印象が見違えるほど変わる。シンプルな日常使いのアイテムが、おでかけの主役に昇格したような気分。
特にサンリオキャラクターのぬいぐるみチャームは、存在感も「かわいい」の説得力も強すぎる(さすが…!)。ゲームやガチャで例えるなら、間違いなくSSRやURアイテム。思いっきりギャルっぽいのをつけてもいいし、ちょっと大人なデザインを取り入れるのも気分が上がる。

©️’24 SANRIO Ⓗ
サンリオの日焼けキティマスコット+Temuで買ったチャーム
今回は海外セレブっぽく、トレンドのスエード素材のショルダーやトートバッグでチャレンジ。もちろん、女子高生っぽくスクールバッグ型につけても絶対にかわいい!

スリコのぬいぐるみキーホルダー+Temuで買ったコインケース
シルバーのハンドバッグにもつけてみた。本当はこういうのが似合う強くてかわいい女子になりたい。学生のころ密かに眠っていた本音が、ちょっと報われた気分。
バッグにつけるチャームやマスコットはどこで買う?

ダイソーのぬいぐるみマスコット+ダイソーのコカ・コーラキーホルダー+Temuで買ったハンバーガーチャーム
- スリコ(NEEDシリーズ):キッズラインだが大人も持てるデザインが多い
 - 100均(ダイソーが特に強い):小ぶりで合わせやすいチャームが豊富
 - サンリオ(公式ショップなど):キャラものの王道で推し活にもおすすめ
 - カプセルトイ(ガチャ):掘り出し物やミニチュアに出会えるワクワク感
 - 海外通販(Temuなど):トレンド感のあるデザインが手ごろに見つかる
 
実際にそろえてみてわかったのは、「集める時間そのものが楽しい」ということ。プチプラでもかわいいチャームが手に入りやすい時代だから、探せばいくらでも“推し”が見つかる。わたしが買っているのは、主にスリコやダイソーなどの手軽に買えるお店だ。
選ぶ基準は、“自分のテンションが上がるかどうか”。実用性なんて二の次!「つけた瞬間、笑顔になれる」「見るたびにワクワクする」ことを大切にしたい。

©️Ayumi Ozaki
カプセルトイでゲットしたチャーム
こちらは最近注目している「mojojojo」のゆるっと愛らしい不思議なキャラたち。バッグチャームはポーチやタブレットケースにじゃらづけしても楽しい。

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じゃらづけは気分が上がるし、“大人のセレブごっこ”ができて楽しい!

じゃらづけしたバッグを眺めてみると、なんとも言えない満足感と高揚感が湧き上がる。
もしかしたらこれは、学生時代に憧れた“キラキラ女子”像の延長線上にある、“海外セレブごっこ”でもあるのかもしれない。当時は見ているだけだった世界を、今は自分のペースで楽しめているのがうれしい。
チャームを集めて並べるだけなのに、まるでお気に入りのアクセサリーを選ぶように気分が上がる。あの頃のお小遣いではたくさん買えなかったぬいぐるみマスコットも、推しを見つけたら迎え入れていいんだ。
自分の好きな“かわいい”を全力で遊べること。それこそが、大人になったわたしの特権だと思う。


