電気毛布に包まれるしあわせ〜冬場のお布団が暖かいだけで、睡眠時間が恋しくなる。

初めて電気毛布に出会ったのは、学生時代、友達の実家に泊らせてもらった時だった。

寒い地方だったけれど、用意された布団に入るとすでに暖かくて、その快適さに衝撃を受ける

わたしは以前記事にもしたほどとっても寒がりで、冷たいお布団に入るのは苦痛。自分の方の実家では小さめの「コタツ」=いわゆる「電気あんか」を入れて温めていたけれど、面積が小さいからなのか足元くらいしか温まらなくて、いつも震えながらお布団が体温になじむまで耐えていた

ところが電気毛布なら、寝具に入った瞬間から暖かい

世の中には、こんなに便利なものがあったんだ…。超夜型かつ睡眠大好きなわたしにとって、それ以来「もう知らなかった時代には戻れない」ほど、手放せないアイテムになっている。

わたしのこと

  • 年齢・性別:30代/女性
  • 職業:ライター/編集者
  • ライフスタイル:誰かと同居/インドア派/リモートワーク
  • 超夜型/超寒がり/睡眠時間は長め派/休日もお布団でゴロゴロしたい

電気毛布のある生活がもたらす、しあわせとメリット

電気毛布は狭い部屋でもシーツの下に敷くだけなので、場所を取らず出し入れの手間もない。防ダニ仕様の高温モードやオフタイマー搭載のモデルは、とくに使いやすいからおすすめだ。

  • スイッチを入れておくだけで、入るころには布団が暖かい
  • 布団乾燥機のような出し入れ要らずの“置きっぱなし”でOK
  • こたつやヒーターを置くスペースがなくても運用できる
  • カーペットよりもダイレクトに暖かさが伝わる
  • 暖房だと「空気が乾燥する」「匂いが気になる」人にもちょうどいい
  • タイマー付きなら、切り忘れや「暑すぎて起きる」を防げる
  • 意外と電気代は気にならない(人によるかも?)
  • 布団の中で映画やスマホを見る時間が至福の“ごほうび”になる

機能面はもちろん、実際の魅力は“生活の質が一段階上がる感覚”だと思う。たとえば仕事で疲れて帰ってきた夜、冷たい寝具に触れるのってまあまあ勇気がいる。うっかりつけ忘れたときは後悔するくらいに。

けれど電気毛布が温めてくれているだけで、ホッと心がゆるんで「今日も一日がんばった〜!」という気分で眠りに就ける。冬の夜に、お布団にもぐり込んだ瞬間の幸福度が段違いなのだ。

寝る前にスマホをだらだらいじったり、休日には寝起きのままタブレットで映画を観たり、雑誌を読んだり。お布団で過ごす何気ないひとときが、息抜きできる至福の時間になる

気になる点としては、一般的に「深部体温が下がらないと睡眠の質が悪くなる」とされているように、確かにずっと温かいままだと途中で暑くて目が覚めることもある

タイマー付きや自動で電源オフ昨日のあるモデルを気に入っているのはこの理由で、ちょうど寝落ちするころに電源が切れるように設定できるし、朝バタバタしていても切り忘れ防止できるのも安心ポイントだ。

安全に使うために気をつけていること

  • スマホや充電ケーブルが電気毛布に直接触れないようにする
  • 低温やけど防止のため、説明書の注意事項を必ず確認
  • 外出時は必ずスイッチから切る&コンセントを抜く

スマホに熱がこもると、状況によってはバッテリー劣化や発火のにつながるおそれもあるから、寝落ちしやすい状況だけに注意したいポイントだ。

電気毛布本体が「肌に直接触れていいタイプかどうか」も確認して、敷く位置を調節しよう。丸ごと洗える機種なら、お手入れしながら清潔に使いやすい。

またタイマーオフ機能付きでも、出かけるときはちゃんとスイッチから切る・コンセントを抜くを徹底したいところ。便利なものだからこそ、最低限の安全対策は必ず守るようにしている。

もはや冬場だけではない相棒。電気毛布がある生活、やめられない!

撮影:織詠 夏葉

電気毛布のある生活に慣れてしまうと、もう元の世界には戻れない。わたしは超が付く寒がりなので、冬はもちろん、なんなら春先まで使っている。

ここ数年は使用期間がどんどん伸びていて、今年はなんと5月〜6月あたりまで大活躍…!4月の朝晩でまだ寒暖差がある時期にも、梅雨で地味に冷える夜にも、暖かく包んでくれる相棒のような存在である。

ちなみに、わたしが今使っているのは『TOPZEE』というブランドの「電気かけしき毛布」。機能面が充実していて肌触りも“ふわとろなめらか”なので、電気毛布初心者さんにもおすすめできるアイテムだ。

  • ブランケットとしても使える(羽織ってOK)
  • 最大12時間、1時間刻みでオフタイマー設定できる
  • 切り忘れ9時間で自動オフ機能付き
  • コントローラーを外せば洗濯機で丸洗いできる

「ひんやりするからお布団に入るのが億劫」から、「早くお布団に入りたい!」へ。たった1枚の電気毛布が、暮らしの質感をよりよく変えてくれるかもしれない

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執筆:イトウウミさん

織詠 夏葉

おりえ なつは。暮らしのメディア、おでかけメディアにてライターを務める。約3年間エディターやコンテンツディレクターとして稼働し、個人でも執筆活動を開始。映画や音楽、ファッション、雑貨、香水、推し活などに広く浅く興味津々。