安くておいしいスイーツのお店が近くにあったらうれしい。
わたしにとって『シャトレーゼ』とは、“生活をちょっと豊かにしてくれるお店”だ。
久しぶりに訪れ、子どものころに戻ったかのような気持ちでワクワクしながら買ってみると…安さとおいしさに感動!
姉妹店にあたる『YATSUDOKI(ヤツドキ)』の魅力にも出会った。
大人になっても変わらない“わたしたちの味方”シャトレーゼについて、改めて語ってみる。
シャトレーゼとわたしの再会
シャトレーゼとは、おいしい&安いがそろうスイーツ店。
子ども時代、家から見える距離にあってよく連れて行ってもらった。
引っ越して以来長いこと足が遠のいていたけれど、改めて店舗一覧を調べてみたら、意外とちょっと頑張れば行ける範囲にあるではないか。
よし、久しぶりに行ってみよう。
思い立ったら即実行しないと気が済まないのがわたしである。
もちろん、予習として公式サイトでのメニューチェックも欠かさない。
実際に店舗で見て、手に取って新鮮さを楽しみたい気持ちもあるけれど、リサーチ不足で「こんなのも売ってたの!?」と買い逃して後悔するのは避けたい。
収集癖のあるわたし。
食べたら消えてしまうものは対象にならないかと思いきや、食品であっても“季節限定”だとか“店舗限定”の文言には弱いのであった…。
さて、シャトレーゼといえばまず外せないのはショーケース販売のケーキ。
バリエーションが多くて、しかもお値段が手ごろ。
どれもこれも味にハズレがなくておいしいし、季節ごとに変わるメニューもツボを突いてくる。
もっと家の近所にあれば通い倒しているに違いない。
メニューを眺めていると“あのころ”よく買ってもらったケーキが今でも現役で載っていて、懐かしさとうれしさで妙な感動を覚えた。
いちばん好きだった、税抜100円で買えるココアスポンジ×チョコクリームの『スターダスト』は今では予約制。
ほら、調べてよかった!
…と思ったけれど、3日前までに店舗で予約しないといけないので今回は断念することに…。
懐かしの味を大人になって食べたらどう思うのか…味わえる日を楽しみにしよう。
大人になったからこそわかるシャトレーゼの魅力
スイーツって、ちょっとした量を買うにしてもそこそこお値段が張ることが多い。
自分へのごほうびだとか手土産だとか気軽にほいほい買っていると、レジで合計金額に驚き、ときどき反省する(だからといってやめはしない)。
だって普段頑張って働いているのだから、楽しみがないとやっていられないよね?
基本的に自分のことなんて好きじゃないしイヤなことも嫌いなこともこの世には多いから、なんとか生きていくためにごほうびで甘やかして気を紛らわせたい。
その点、シャトレーゼは大人からしても強い味方。
ケーキだけじゃなく洋菓子や和菓子、アイスクリームやシャーベット、アイスケーキ、さらにはパンや冷凍のピザ、低糖質メニューの数々…。
店舗によっては量り売りの樽生ワインまで売っている(!)。
売り場に並ぶ種類豊富なラインアップは、どれもこれもそそられるものばかり。
「こんなパラダイスがあるなんて…」と幸せを噛み締められる瞬間がそこにはあるのだ。
約束された勝利とは、このこと。
お店に入ったら好きなスイーツが手に入る=日頃の頑張りを労われる。
自分を、心を、そっと愛してあげられる。
シャトレーゼとYATSUDOKIのお気に入りスイーツ
ちなみに、シャトレーゼには『YATSUDOKI(ヤツドキ)』という姉妹店があるのをご存知だろうか?
焼き加減が絶妙なアップルパイやYATSUDOKI限定のスイーツも販売されていて、ロゴに「PREMIUM」の文字がある通り全体的に少し大人っぽい商品展開。
お値段はそこまで張らないので、もしお近くに店舗があればぜひ立ち寄ってみてほしい。
せっかくなので、ここではシャトレーゼとYATSUDOKIで出会ったお気に入りのスイーツをいくつか紹介する。
<シャトレーゼ>スコーンとパンケーキ
- 『シュガースコーン オレンジレモン』108円(税込)
ほぼ100円とは思えないほどのクオリティ。コスパがよすぎる。
シュガースコーンシリーズは3種類あって、なかでもオレンジピールの香りがたまらないこちらがお気に入り。
しっとりほろっとしていて、紅茶とあわせて朝ごはんやブランチにも。
- 『国産バターと自家炊き餡のパンケーキ』129円(税込)
バター×あんこ、嫌いなわけがない。
洋菓子と和菓子のいいとこどりな味わいで、お茶にもコーヒにも合う。
<シャトレーゼ>しっぽまであん(たいやきのアイス)
- 『和菓子アイス たい焼き最中バニラ しっぽまであん』
- 『和菓子アイス たい焼き最中 宇治抹茶 しっぽまであん 黒蜜風味粒餡入』各108円(税込)
できることならば、これで冷凍庫を埋め尽くしたいのです。
ミルキーなのに甘さがしつこくなくて、もなかの食感も絶妙。
4個入りもあってオンラインでも買えるけれど、季節限定とあるので出会ったら捕獲がおすすめ。
<YATSUDOKI>レーズンサンド
- 『レーズンサンド』162円(税込)
これが200円以下ってコスパよすぎて信じられない。
ダークラムに漬け込まれたレーズン。ベルギー産のクーベルチュールホワイトチョコレート。さらには国産バター…。
大人も虜にする完璧な組み合わせは、一度食べると病みつき。
※洋酒入りなので、アルコールが苦手な方やお子さんがいる家庭は気をつけて。
<YATSUDOKI>ラスク
- 『八ヶ岳ミルクラスク』『八ヶ岳キャラメルアーモンドラスク』7袋入/810円(税込)
バラ売りで購入したものの値段を失念…。
どちらもほどよい甘さとサクほろの口溶けがたまらない。
ラスクってジャリッとした部分がおいしいよね。あればあるだけ食べてしまいそう。
<YATSUDOKI>バウムクーヘン
- 『北海道発酵バターバウムクーヘン ピレネー』237円(税込)
自然な甘みとしっとり食感。ショコラ味もある。
ペロリと完食できるのに満足感もあって、仕事で疲れたときのおやつにぴったり。
<YATSUDOKI>いちご大福
正式な商品名と値段を失念してしまったのだけれど、来年また出ていればリピートしたいので掲載。
サイズ感も大ぶりで、いちごは甘酸っぱくあんこは控えめな甘さ。
上品な味わいはさすがYATSUDOKIの販売ラインである。
※紹介した価格はすべて2024年7月時点。
店舗や季節により取り扱い状況と在庫が異なる点にご注意を。
初めて樽出し生ワインを買ってみた
ここまでスイーツを紹介したが、お酒好きの大人のみなさんに一度試してみてほしいのが樽出しの生ワイン。
取り扱い店舗が限定されるので、店舗一覧(シャトレーゼ/YATSUDOKI)で表示があるかチェックしてから行くべし。
わたしが行ったときには赤ワインは辛口と甘口、それから白ワインが販売されていた。
いまオンラインを見ると赤(カベルネ・ソーヴィニヨン)と白(シャルドネ)の2種類のみ載っているので、もしかしたら時期や店舗によるのかもしれない。
店頭には樽があって、そこから専用のビンにその場で注いでもらえる。
ビンは次回購入時に店舗へ返すと新しいものに交換してくれて、ボトル代分が差し引かれた値段で買えるシステム。
これなら衛生面もわたしは気にならないし、リピートするとなんとなくお得な気分になれる。
(なおわたしはビンを同居人に捨てられてしまったので、あらかじめ意思疎通はしておくとよい)
今回は白をお試し。お値段は836円(税込)で、
1,000円以下で生ワインが飲めるなんて…ありがたすぎる…。
気になるお味は、まろやかな口当たりで香りも豊か。とても飲みやすかった!
この値段設定なら、カジュアルに普段使いのグラスで飲むのにも気後れしないのがうれしいところ。
生ワインのため賞味期限が約2週間と短めに設定されているので毎日消費するか、BBQやホームパーティーの差し入れにしてみんなで飲み比べするのもよさそう!
毎日でも通いたい。シャトレーゼのある生活っていいな
紹介するために値段を書き写してみて、改めてその良心的な価格設定に頭が下がる。
「パン屋さんで爆買いしてしまうわたしたちへ」の記事でも紹介したように、気になる商品を次から次へとカゴに入れてしまう習性のわたしには本当にありがたい。
安いだけではなく、おいしさも申し分ないのがシャトレーゼのすごいところ。
季節ごとに限定商品が出ることもあるから定期的に通いたくなるし、
全商品を試すのに1ヶ月ではとても足りないほどラインアップも豊富だ。
朝ごはん代わりに、休憩のおやつに、夜のデザートに。
あるいは誕生日のお祝いや記念日の感謝に。
お世話になっている人へのちょっとした差し入れとして。
日常のどんなシーンでも、シャトレーゼは味方でいてくれる。
次に引っ越すときは、もっと近くに店舗があったらいいのに。
でも、そうしたら確実に食べすぎてしまうかも…?
シャトレーゼのある暮らしは、想像するだけで甘美なのである。