なぜディズニーに行くとカチューシャが増えるのか?【わたしのSWEETなもの】

テーマパークで非日常気分を盛り上げてくれる、キャラクターモチーフのカチューシャ。
ディズニーファンでなくとも、東京ディズニーリゾートに訪れた人は必ず目にするはずだ。

“耳”とも呼ばれるこの身につけアイテムにはかなりの種類があり、
パークに遊びに来たゲストたちは、多くの人がこれを選ぶところから夢の国の旅を始める。

もちろんつけない人もいるし、耳ではなくファンキャップ類を被る人もいるだろう。
わたしも気分によってコーディネートを変えて楽しんでいるけれど、今回フォーカスするのはカチューシャ!

なぜかってパークに行くたびに新しいデザインに出会い、「かわいい!」と買ってしまうから。
ひとりディズニーにも手を出したわたしが、どうしてカチューシャを集めずにいられないのか掘り下げてみる。

わたしのこと

  • 年齢:30代
  • 性別:女
  • 職業:ライター、編集者
  • ライフスタイル:誰かと同居、インドア派、リモートワーク/収集癖が止まらないタイプのオタク。ひとりディズニーは余裕。
  • ディズニーリゾートアプリのアイコン:レディ(わんわん物語)

着けられるのは1つ。でも行くたびに買ってしまう。

ひと目惚れしがちなわたしが、ディズニーリゾートへ行くたびについ集めてしまうのがカチューシャ。

正直、何個もまとめて着けるわけではないので、そんなに数を持っていても仕方ない。
パークに入ること自体もそんなに頻繁じゃないから、買ったところで全部は使いきれない。

わかっている。
わかっているのだけれど、好きなデザインがたくさんあって選びきれない…!

お気に入りのキャラクターも複数いるし、季節やイベントごとに次々と新しいモチーフが登場する。
どんなに厳選しても毎回2〜3種類ほどは手に取ってしまうのだ。

先日遊びに行ったときも例に漏れず、(家から2つ持参したのに)気づいたら3種類買っていた

グッズによっては使うのがもったいなく感じることもあるけれど、そういえばカチューシャは比較的ためらいなく使う方。

多分、その場を全力で楽しみたい気持ちが勝つのだと思う。

せっかく買ったカチューシャだから、どうにかして一度のインパで何種類か着けられないかな?

思いを巡らせるうちに、気づいた。
一日の中で何度か付け替えれば全部使えるじゃん!

固定観念と自分の中の制約(理性ともいう)が外れた瞬間である。

集めたカチューシャを一部お披露目

歴代のコレクションといえるほどにはまだ年数が経っていないが、せっかくなのでここ2年ほどで集めたカチューシャをいくつか紹介してみる。

販売当時の商品名を覚えていないものが多く、今は取り扱いのないカチューシャもあるので、「こんなのも売ってたんだな」と見てもらえたらうれしい。

ミニーマウス|キルティング×パールのカチューシャ(白/黒)

エレガントなパールにキルティング風の加工、スパンコールでリッチな装い。
上品で大人っぽい雰囲気なので、お値段よりも高級に見えるのがステキなカチューシャ。

白も黒もかわいすぎて選べなくなり、両方購入することに…。

ミニーマウス|デニム素材のカチューシャ

2024年5月に購入

デニムや布素材のカチューシャは珍しい気がして購入。ちょうどデニムを履いていたので洋服との相性もバッチリ!
リボンがついていても甘すぎず、ヘルシーな着こなしになるのがうれしいところ。

リトルマーメイド|マーメイドラグーンエリア風のカチューシャ

2024年5月に購入

絶対に以前買った気がする。でも、万が一買っていなかったらショックすぎるのでとりあえずレジに持って行った。
スパンコールや貝殻風の刺繍など、凝ったデザインにひとめ惚れ。

ミニーマウス|ピンクのキラキラカチューシャ

2024年5月に購入

大人っぽい上品なピンクカラーが目を惹くカチューシャ。
心なしか顔色をキレイに見せてくれて、写真映えするところも大好き!同じスパンコール素材のバッグと合わせるとコーデの統一感がアップ。

ミニーマウス|40周年記念デザインのカチューシャ

2023年に購入

ディズニーの40周年を記念して発売されたカチューシャ。
ひとつ前のとデザインが似ているものの、リボン部分の色味や「40th」のタグが違うのでこれは別物である。

ミニーマウス/リルリンリン|クリスマス限定のニット素材カチューシャ

2023年に購入

クリスマス・ホリデーシーズンの限定カチューシャ。ニット素材、よすぎる…!
パークで見かけて絶対ほしかったのに見つけられず、もうその年は行かないのに通販でゲット。

ミニーマウス|ふわふわもこもこ×スパンコールのカチューシャ

2023年頃購入

ブラウン系のリボンはあまり持っていなかったのと、もこもこ素材なのにベーシックな雰囲気なのが逆に新鮮で購入。
ダッフィーは似合わなくてもこれなら着けやすかった。

ミッキー|グローブシェイプ・パオ風のカチューシャ

2023年に購入

パーク内の人気フード『グローブシェイプ・パオ』がモチーフ!オンラインで見た瞬間に秒でカートインした。
かわいい。かわいすぎる。Tシャツコーデにゆるく合わせたい。

パオモチーフはグッズが出るたびに釘付けになり、以前はランチトートも購入。

レディ(わんわん物語)|モフモフの犬耳カチューシャ

2023年に購入

大好きなレディがモチーフ!夏場は暑いので秋冬に着用。
『ミッキー&フレンズ』以外のキャラクターは発売頻度が少なめの印象なので、見つけた瞬間に即買いした記憶あり。

ひと目惚れするカチューシャに共通点はあるのか?

お気に入りの面々を見ているだけで心がほっこり。
いろいろ集めてきたけれど、どんなカチューシャだとわたしは手に取りたくなるんだろう?…ここで改めて振り返ってみた。

  • お気に入りのキャラクターモチーフ
  • グッズ化されるのがレアなキャラクターモチーフ
  • 色合いや素材が好きなパターン
  • 変化球や珍しいデザイン
  • 季節感があるものや期間限定デザイン
  • 自分に似合うかどうか(一応)

言語化してみると、“好き”ד特別感”がキーワード。

そういえばこれって、カチューシャだけでなく他のアイテムを欲しくなるときにも当てはまる。

なるほど、わたしはこういうマーケティングに弱いのか。
急に腑に落ちた。確かにスタバのタンブラーとか、コーヒーショップの限定エコバッグとか、そういうものをいつも集めている。

物欲の正体を紐解けそうなので、なぜ物を集めたくなるのかこのまま深掘りを続けてみよう。

収集癖が発動する理由

まず、好きなデザインを手元に置いておきたいのがひとつ。

そしてもうひとつは、定番化しないデザインも多く、いつまで売っているのか読めないからだ。

“今買わないと、次にいつお目にかかれるかはわからない。”

わたしは数あるコンテンツやプロダクトにハマってきたオタクなので、
これまでの経験上、後悔するくらいならとりあえず在庫を押さえておいたほうがいいことを知っている。

欲しいと思ったタイミングで買わないとどうなるか。
正規のルートや定価で探しても見つからず、泣く泣く諦めて悔しい気持ちを抱えたまま過ごすしかない。

それなら、つど手に入れた方が安心する。

もしわたしの中での役目を終えたときでも、状態がよければクリーニングして誰かに譲る選択肢も取れるのだから(多分、しばらくそんな日は来ない気はするが)。

実は園内以外でも買えるディズニーのパークグッズ

パーク自体には入らない日でもカチューシャやファングッズを買う手段があるので、最後に触れておきたい。

2024年6月現在は公式の『東京ディズニーリゾート ショッピング(アプリ)』がグッズの通販に対応している。

一部入園者限定のグッズもあるが、それ以外なら決められた時間帯のみ注文できるので、機会があれば利用してみるのもおすすめ。(▶︎公式FAQはこちら

また、JR舞浜駅近くの公式ショップボン・ヴォヤージュ』ならチケットいらずでお土産が買える

基本的にカチューシャや被り物も売っているので、入場制限のない日、かつ取り扱い対象の商品ならここで買うのも手だ。

インパしない日の過ごし方

余談にはなるが、舞浜駅周辺にはいくつも東京ディズニーリゾート提携のオフィシャルホテルがあって、
レストランやカフェによっては宿泊者以外も(※)ディズニー気分で食事やアフタヌーンティーを楽しめる。
※要予約の店舗やメニューも多いため下調べして行くべし。

個人的には、あえて入園せずにホテルのバーやラウンジでゆったりしたり、庭園を散策したりするのも好きな過ごし方。
夜遅くまで遊んで帰ってきた日とはまた違った雰囲気を満喫できるから。

普段のおでかけで持つと目立つぬいぐるみやキラキラのミッキーシェイプバッグも、ディズニー周辺なら風景として馴染んで使いやすい。

カチューシャは夢と魔法の入り口。

今回は手持ちのカチューシャコレクションから、10種類をピックアップして掲載してみた。

ディズニーリゾートに行けばもっとたくさんの種類が並んでいて、「今日はどれにしようかな」と選んぶ間にもワクワクがとまらない。

今日一日が楽しいものになりますように。そんな思いでカチューシャを身につけると、何歳になっても変わらず童心に返ったような魔法がかかる。

日常に戻ってから「これを着けていた日はあんなことがあったな」と思い出を振り返る時間もまた、愛おしいもの。

最後になるが、次の密かな野望は“カチューシャがドレスコードのホームパーティー”。
関係各位、眠っているカチューシャがあればぜひわたしと遊んでくれたらうれしい。

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織詠 夏葉

おりえ なつは。暮らしのメディア、おでかけメディアにてライターを務める。約3年間エディターやコンテンツディレクターとして稼働し、個人でも執筆活動を開始。映画や音楽、ファッション、雑貨、香水、推し活などに広く浅く興味津々。