朝、カーテンを開けると、光の色が変わった。長く耐えた寒さにも終わりが見えてきて、空気の冷たさが少しだけ緩む。
春を感じる日には、ひと足先に装いから変えてみよう。せっかくならネイルも軽やかな色で出かけたい。セルフネイル派のわたしが、今の気分にぴったりなネイルカラーを見つけた日。
視界に入る「色」が気分を変える
スマホをいじるにもPCで仕事をするにも、常に視界に入るのが自分の指先。
もともと面倒くさがりのわたしだから、セルフケアが行き届いていない日は爪の状態もひどいもので、剥がれたマニキュアがそのままになっていることもある。
特に冬の間は何をするにも億劫で、「人に会わないならいいか…」とつい手入れをサボってしまうのだが、たまに誰かと遊びに行く予定が入ると「そろそろ塗り直さねば」と重い腰を上げる。
そのたび、「やっぱりネイルがきれいだと気分がいいな」と思い直すのもお決まりの流れだ。
だったらこまめに塗り直すか、そもそもネイルサロンに通うかすればいいのだけれど、そう割り切れないのもわたしである。
出かける予定やコーディネートに合わせて、気軽にカラーやデザインをチェンジできるのがセルフネイルのいいところ。塗り直すのは面倒でも、今はこの自由さが勝っている。もしかしたら縛られるのが嫌いなのかもしれない。
やっと寒さが柔らぎ、季節が春めいてきた。それと共に、再びファッションを楽しみたい意欲が湧いてくる。洋服は衣替えが必要だが、ネイルカラーなら手軽に気分を変えられるじゃないか…!
指先にパステルカラーの春をのせて
2025年の春、わたしが注目したのは“パステルカラー”を使ったネイル。新鮮なのにどこか懐かしさもあり、あえてワンカラーでそっけなく塗るのも抜け感があって大人っぽい。
manucurist「グリーン ナチュラル ネイルカラー」
『manucurist(マニキュリスト)』は、フランス・パリ製のヴィーガンネイルブランド。なかでも「green(グリーン)」シリーズは2017年にリリースされた、ナチュラル好きさん注目のネイルカラーだ。
主にジャガイモやトウモロコシ、サトウキビ、小麦など、植物由来の成分を最大84%配合。“ヴィーガン&クルエルティフリー”を掲げ、動物実験を行わずに開発されている。
2025年2月26日発売の新色に登場したのは、パステルカラーが目を惹く「レモネード」「パンプルムース」「サテン」「ウィステリア」の4色。どれも心が弾むような発色がステキだ。
春の陽光に輝く「LEMONADE(レモネード)」

躍る気分にぴったりな「パンプルムース(Pamplemousse)」

可憐に華を纏う「SATIN(サテン)」

感性を刺激する「ウィステリア(Wisteria)」

どの色も春にきらめく光を連想させ、身につけるだけで心が弾みそう。
ファッションと組み合わせるなら、フレッシュなイエロー系の「レモネード」はデニムと。品のあるオレンジ系の「パンプルムース」は繊細なレースと。甘さのあるピンク系の「サテン」は、あえて柔らかいレザーと合わせてみたい。
いちばん気になっているパープル系の「ウィステリア」は、レトロさと未来感が同居するカラーだから、シースルー×ニットのような異素材ミックスがきっと面白い。
新たな季節へ誘ってくれる4色、あなたならどれを選ぶ?
manucurist「グリーンフラッシュ ネイルラッカー」
また、植物性のジェルポリッシュ「グリーンフラッシュ」からも、先ほどと同じ4色が新登場する。
通常のジェルネイルにおいて多く含まれる成分を、キャッサバやサトウキビといった植物由来の成分に置き換えているのが特徴だ。
ジェルネイルはオフするときに爪を削るのが大変だが、グリーンフラッシュは従来よりも薄付きの仕様。専用のリムーバーを使うことで、手軽にオフできるのもメリットだ。
ネイルサロンとセルフネイルの間を取りたいときは、セルフで濡れるジェルポリッシュが重宝する。「グリーン ナチュラル ネイルカラー」とは、パッケージデザインの違いで見分けてみて。


出典:株式会社バル


出典:株式会社バル
商品詳細
manucurist「スプリングコレクション」
「レモネード」「パンプルムース」「サテン」「ウィステリア」
- 販売価格
- グリーン ナチュラル ネイルカラー:2,970円(税込)
- グリーンフラッシュ ネイルラッカー:3,960円(税込)
- 発売日:2025年2月26日(水)※一部先行発売あり
- 公式オンラインショップ、京都BAL店、伊勢丹新宿店ビューティアポセカリー